バドミントン/バドミントン用品、グッズの選び方

水鳥とナイロンの違いは?バドミントンシャトルの自分に合った選び方

今回は、バドミントンシャトルの自分に合った選び方をご紹介いたします。スポーツショップのバドミントンコーナーに行くといくつかのシャトルがあります。それらの中で、自分にあったシャトルはどれでしょうか? 水鳥とナイロンの違いは?

執筆者:堤 嘉軌

バドミントンシャトルの自分に合った選び方……水鳥とナイロンの違い

水鳥とナイロンの違いは?バドミントンシャトルの自分に合った選び方

水鳥とナイロンの違いは?バドミントンシャトルの自分に合った選び方

まずは購入したシャトルを何に使うか考えてみましょう。

バドミントンのシャトルは大きく分けて『水鳥タイプ』と『ナイロンタイプ』があります。
羽根の素材の違いで、飛行性、耐久性、値段が主な違いです。

ざっくりと、飛行性に優れているのは『水鳥タイプ』、耐久性に優れているのは『ナイロンタイプ』と覚えておきましょう。値段は1球あたりでいえば『ナイロンタイプ』の方が高価ですが、壊れにくいので結果的には安くつきます。
 

試合球として・試合に向けた練習を行う場合は『水鳥タイプ』

水鳥タイプのシャトル

水鳥タイプのシャトル

一般的な試合は、ほぼ間違いなく『水鳥タイプ』のシャトルが使われます。そのため、試合を意識した練習をするのであれば、『水鳥タイプ』を使用し、打球感に慣れておいたほうがいいでしょう。

ナイロンとは飛行性能で大きな違いがでますので、コントロールの練習などは『水鳥タイプ』の方が適しています。

『水鳥タイプ』の中でもいくつか種類があります。

「第1種検定合格球」「第2種検定合格球」といった(財)日本バドミントン協会が品質を認めた高品質で高価なものから、品質チェックがされていない安価なものまで。

基本的に値段は品質の高さと比例します。安価なものは、より耐久性が低かったり、球筋がぶれたりします。

「より本番に近いもので練習したい」のであれば、「第1種検定合格球」「第2種検定合格球」を使いましょう。そこまでこだわらないよ、という方はそれ以外でもよろしいかと思います。
 

レクリエーションやノック練習用として使うなら『ナイロンタイプ』

ナイロンタイプのシャトル

ナイロンタイプのシャトル

「バドミントンを始めたばかり」「目的は試合出場より楽しく」「コスト(出費)を少なくしたい」とのお考えであれば、『ナイロンタイプ』のシャトルが適しています。

『ナイロンタイプ』の特徴は耐久性。消耗品であることには変わりませんが、『水鳥タイプ』と比べると、かなり長い間使うことができます。

そのため、始めたばかりで上手くシャトルを打ち返せない方は、ラケットの正しい面でしっかりと打ち返せるようになるまでは『ナイロンタイプ』で練習するのも手です。『水鳥タイプ』だとすぐに壊れてしまい、出費がかさみます。

また、しっかり打ち返せる人でも、ノック練習や強打を打ち込む練習などは『ナイロンタイプ』がいいでしょう。他にも、ラリー数が長い練習なども適しています。
繊細なシャトルコントロールを必要としない場合などに有効です。
 

店頭に並ぶ複数のシャトルは何を基準で選べばいい?

『水鳥タイプ』にしろ『ナイロンタイプ』にしろ、店頭には複数のメーカーのものが並んでいます。また同じメーカーからも複数の種類が発売されています。

大手メーカーだと十数種類もの数がありますが、これらは品質の違いです。基本的に値段と比例しますので、自分の予算と相談しましょう。

メーカーによる違いは確かに存在しますが、一般プレイヤーにとっては、影響は少ないところ。好みで選んでしまっても大きな問題はありません。

同じシャトルを継続して使っても、毎回変えても、あなた好みに合わせてシャトル選びを楽しんでください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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