近年バドミントンの日本代表選手の活躍によってバドミントン業界が盛り上がりを見せています。今回は、これからバドミントンを始めようと思っている人に向けて、必要な道具、バドミントンの基本のルール、シングルスとダブルスの違いなどを詳しく解説していきます。

■index  

バドミントンに必要な道具

あ

バドミントンに必要な道具は?

まずバドミントンを始めるには、道具を揃えましょう。

■バドミントンに必要な道具一覧
  • バドミントンラケット
  • シューズ
  • シャトル
  • 運動着

■バドミントンラケット
バドミントンのラケットは、1000円ぐらいから2万円以上する物もあり、「初心者用」「中級者」「上級者用」など対象レベルがメーカーによって決められています。また、ラケットには、「3UG5」や「4UG4」などの英数字が記載されています。これはラケットの重さとグリップの太さを意味します。

初心者であれば、重さは、軽量な4Uや5Uがおすすめです。グリップの太さは、「4」「5」「6」の3パターンがあるので、自分の手の大きさに合わせて選ぶといいでしょう。

▶バドミントンラケットの選び方

■シューズ
シューズは普通の室内履きのランニングシューズなどでも可能ですが、専用のバドミントンシューズの購入をおすすめします。専用シューズは設計、機能性が普通のシューズとは違い、バドミントンのような前後左右の激しい動きに対応しています。靴底が厚く、滑りにくい設計のため、怪我防止にもなります。

バドミントンシューズは自分の足とピッタリのサイズを選びましょう。少し大きめのシューズの場合、激しい動きによって靴の中で足がずれてしまい、プレイに悪影響を及ぼすこともあります。

▶バドミントンシューズの特徴とおすすめの選び方

■シャトル
(左)ナイロンタイプ (右)水鳥タイプ

(左)ナイロンタイプ (右)水鳥タイプ

シャトルのタイプは大きく分けて「ナイロンタイプ」と「水鳥タイプ」の二つが存在します。下記にそれぞれの特徴をまとめました。
 
特徴比較 ナイロンタイプ 水鳥タイプ
価格 高い 安い
耐久性 高い 低い
飛行性 普通 良い
素材 合成素材 天然素材

シャトルは消耗品ですので、使用用途に合わせて使い分けするのが主流となっています。ナイロンタイプのシャトルは耐久性に優れていて、長く使用することができるため主に練習用に用いるのが一般的です。

一方、水鳥タイプは飛行性能に優れているので試合球として使われます。また、水鳥タイプには「第1種検定合格球」「第2種検定合格球」といった日本バドミントン協会が品質を認定した高価なものと、認定されていない安価なものが存在します。

水鳥シャトルの値段は100円のものから400円のものまであります。ナイロンシャトルの値段は大体平均で400円ほどです。基本的に値段は品質の高さと比例します。安価なものは、より耐久性が低かったり、球筋がぶれたりします。

▶バドミントンシャトルの自分に合った選び方

■運動着
運動用のウェアを持っているのであれば特別バドミントン専用のウェアを買う必要はありませんが、専用のウェアは吸水性や通気性に優れたものがあります。普段の練習はジャージなどを使い、試合や大会に出場する際に専用のウェアを着用するのがいいでしょう。

▶初めてのバドミントン、何から始めるべきか

 

バドミントン基本のルール

道具を揃えたら次はバドミントンのルールを学びましょう。

■バドミントンの基本
バドミントンは、ネットを挟み1対1のシングルス、もしくは、2対2のダブルスでシャトルを打ち合う競技です。また、男女がペアを組むミックスダブルスも存在します。

■バドミントンのルール
得点方法はシャトルをネットを挟んだ反対側の相手陣地のコートに落としたら得点が入ります。
2ゲーム先取の3ゲームマッチで各ゲーム21点先取で行われます。ただし、ポイントが「20対20」になったらその後2点の差をつけなければそのゲームを取ることができません。また「29対29」になると次の30点目を取ったほうがそのゲームの勝者になります。

▶バドミントン-笹川スポーツ財団

■ゲーム開始のトス
ゲーム開始にトスをします。トスで勝ったサイドは以下のどちらかを選べます。
  • 最初にサーブを打つか、レシーブを受けるか
  • コートのどちらのエンド選ぶか
なお、トスで負けたサイドは残りを選びます。

■バドミントンのサーブのルール
バドミントンのサーブは基本的にコートの対角線上に打ちます。サーブで覚えておきたいルールは3つです。
  1. 直前のポイントを取った方がサーブを打つ
  2. 連続ポイントした際にはサーブ場所を移動する
  3. 偶数得点はコートの右側から、奇数得点はコートの左側からサーブを打つ

サーブをする時点での得点が偶数か奇数かによってサーブを右サイド・左サイドで打つかが決まります。ポイントを取り続けることによってずっとサーブを打つことが可能です。ただ、偶数か奇数かによってサーブのサイドを変えるのを忘れないようにしましょう。

サーブを打つ際にいくつかルールがあります。
  • サーブ時に腰よりも高い位置でサーブを打ってはいけない
  • サーブ時のラケットのシャフトは、シャトルを打つ瞬間下向きでなければならない
  • サーブを打つ際にシャトルを打ちそこなってはならない

他にもルールがあるので詳しくは以下の記事をご覧ください
▶バドミントン競技規則-日本バドミントン協会
▶ダブルスゲームのサーブで迷わないための3つの規則

コートのどこにサーブを打つの?などの疑問については次の項目にて解説します。
 

シングルス・ダブルスの違い

バドミントンのシングルスとダブルスではコートのが範囲が異なります。ここでは、ネットと並行している線を横のライン、ネットに垂直している線を縦のラインとしてご説明します。

■シングルスのコート
あ

シングル時(出典:バドミントンコートのライン!ダブルスとシングルスの違い

シングル時にサーブで狙ってもいい範囲は画像の緑色の範囲内です。ネットから一番近い横のラインよりも奥に入れなくてはなりません。そして、縦のラインは端から2本目の縦ラインまでが範囲です。シングルスは「横が狭く、縦に長い」コートになっています。

サーブ以外に打ってもいいコートの範囲は、端から2本目の縦ラインの内側です。サーブ時だけコート内の有効な範囲が特殊というわけです。

■ダブルスのコート
あ

ダブルス時(出典:バドミントンコートのライン!ダブルスとシングルスの違い

ダブルス時にサーブで狙ってもいいコートの範囲は画像の緑色の範囲です。シングルスが「横に狭く、縦に長い」だとしたらダブルスは「縦が狭く、横に広い」になります。ただし、この範囲はサーブ時に限ります。

サーブ以外で狙ってもいい範囲はコート全体になります。

シングルス、ダブルス共にコートの範囲が異なるためそれぞれのおもしろさがあります。シングルスは個人の体力・テクニックで勝負する点、ダブルスはペアと互いの息を合わせて戦術を組みポイントを取るという奥深さがあります。

▶バドミントンコートのライン!ダブルスとシングルスの違い
 

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。