光の歴史と最先端技術に迫る「ヒカリ展」
東京都、上野公園内の国立科学博物館で、2015年2月22日まで、「ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る!」が開催されています。2014年10月に、青色LEDの実用化により日本の研究者がノーベル賞を受賞したこともあり、今、光が注目されています。
ヒカリ展は、宇宙から始まり、地球上の生物、鉱物、生活に関わる最新技術、照明など光をテーマに幅広く扱う珍しい特別展です。オーロラ、光る花、鉱物、サンゴ、昆虫など、見た目に美しい展示も多く、科学分野にそれほど関心が無い方でも楽しめるかと思います。
一方で、アインシュタインやレントゲン、ニュートンなど光の研究者の歴史、光を使って時間や電磁波などを計測する技術など、難しいテーマでは、それぞれモニターが設置されており、映像による解説が用意されています。実験の様子なども含め、5分程度で理解しやすくまとめられています。
小学校高学年程度から楽しむことができるので、お子様と訪れる方も多いようです。また、音声ガイドや図録も好評とのことで、より深く知りたい方には、こちらもオススメです。
それでは、展示の一部をピックアップしてご紹介しましょう。
次のページでは、3Dオーロラシアターと蛍光鉱物の美しい世界をご紹介します。