「熟した柿とブルーチーズ」
チーズと果物の相性。「桃とシェーブル」の記事でもお伝えしましたとおり、味にも、栄養学的にも、チーズと果物の相性は抜群です。今回の果物は「柿」。秋といえば柿。ほとんどが国産で温室栽培もないので、この季節を逃すと食べる事の出来ない果物です。「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養価が高く、ビタミンCの含有量は日本人が食べる果物の中ではトップクラス。レモンやイチゴのようにすっぱくなくても、ビタミンCが豊富なのです。さらには渋み成分であるタンニンは、アルコールを分解して、ビタミンCとの相乗効果で二日酔いにも効果があります。
そんな「柿」のお相手は「ブルーチーズ」。それも、熟してトロトロになった柿がオススメです。完熟した柿は甘みが強くて、まるでジャムのよう。これに、塩気の効いたブルーチーズをあわせれば、お口の中で、甘み、塩気、カビ感が三位一体となり、絶妙なマリアージュとなるのです。熟した柿が嫌いな人でも、ブルーチーズと一緒ならどんどん食べられるかもしれないし、ブルーチーズが嫌いな人は、こうやって食べればブルーチーズが好きになるかもしれない。これをホームパーティで出してみたら、いろいろな会話がはずむこと間違いなし。作り方だってとても簡単。プレートに、熟した柿とブルーチーズをのせるだけ。すぐにできてしまう一品です。
ブルーチーズであればどのようなものをお選びになってもよろしいのですが、カビ感が少なめがよろしければ「フルムダンベール」、塩気もカビ感もパンチが効いたものがよろしければ「ロックフォール」などがオススメです。
ちょうどボージョレヌーボーの解禁や、忘年会などでお酒の量が増える季節、二日酔いを防止するためにもこのベスト・マリアージュを是非お試しください。
<ブルーチーズが購入できる店舗データ>
■「チーズ専門店 アルパージュ」
住所:東京都新宿区神楽坂6-22
TEL:03-5225-3315
地図:Yahoo!地図情報
ホームページ:チーズ専門店 アルパージュ
■フェルミエ
住所:東京都港区愛宕1-5-3 1階 愛宕店
TEL:03-5776-7722(代表)
地図:Yahoo!地図情報
ホームページ:フェルミエ
※他、渋谷店、札幌店
■Cheese on the table本店
住所:東京都中央区日本橋浜町3-1-1日本マイセラビル1階
TEL:03-5614-6609
アクセス:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅下車
地図:Yahoo!地図情報
ホームページ:Cheese on the table
※他、多数店舗あり。