トフィーノへのアクセスとエリア内の公共交通機関
トフィーノへのアクセス
最もポピュラーなアクセスはバンクーバーからフェリーでナナイモという町に渡り、そこから陸路でアクセスする方法です。この方法だとバンクーバーのダウンタウンから最寄りのホーシューベイフェリーターミナルまで30分。その後フェリーでナナイモまで1時間半ほど乗船し、下船後、車で約3時間、バスで約4時間といったところです。
バンクーバーからはフライトでアクセスすることも可能です。ただ、地元の小さな航空会社が定員10名ほどの小型機で運行する超ローカル路線で、日本での予約発券はほぼ不可能。航空会社のホームページで直接予約するしか方法がありません。また、バンクーバー空港では、小型機専用のサウスターミナルから発着。国際線や主要国内線のフライトとは別のターミナルになり、シャトルバスでの移動が必要になるので、要注意。
また、トフィーノ空港は、空港とは呼べないほどの施設で、滑走路と小屋があるだけの場所。トフィーノの町へのアクセスはタクシー以外に方法がありませんが、客待ちのタクシーは空港にはいないため、電話で呼ぶ以外方法がありません。ホテルによっては、空港でのピックアップをしてくれることもあるので、問い合わせてみましょう。
タウンシャトルは貴重な公共交通手段
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■Tofino Bus - Island Express
ビクトリアやナナイモといったバンクーバー島の主要都市と、トフィーノやユクルーレットといった太平洋側のリゾート地を結ぶ路線バス
料金:ナナイモからトフィーノで46カナダドル
所要時間:4時間
運行頻度:季節により変動し、夏の繁忙期には1日4往復、冬の閑散期には1日1往復にまで減便
■Tofino Transit Shuttle
6月下旬から9月上旬のみ運行する町のシャトルバス
料金:無料
所要時間:20~30分
運行頻度:約1時間おきに運行。1日9往復
■KD Air
バンクーバーとトフィーノを結ぶ小型機を運行する航空会社
料金:190カナダドル
所要時間1時間
運行頻度:季節により変動し、夏の繁忙期には1日4往復、冬の閑散期には1日1往復にまで減便
■Orca Air
バンクーバーとトフィーノを結ぶ小型機を運行する航空会社
料金:190カナダドル
所要時間1時間
運行頻度:季節により変動し、夏の繁忙期には1日5往復、冬の閑散期には1日1往復にまで減便
トフィーノの気候
荒れ狂う冬のトフィーノの海。これぞストームウォッチングのシーズン (C) Sander Jain - Wickaninnish Inn
夏と呼べるのは7、8月。1年を通じて降水量の多い地方ですが、この時期は天候が安定していて、一番人気の高いシーズンです。昼間の最高気温は20度前後と快適ですが、朝晩は10度くらいまで下がることも珍しくありませんので、日本の春・秋を想定した服装が必要です。
11月から3月が冬になりますが、気温は温暖で氷点下になることはまずなく、雪が降ることは滅多にありません。ただし、雨量がものすごく多く、冬はほぼ毎日雨が降っているといっても過言ではないほど。
夏と冬に挟まれた時期が春、秋に当たりますが、夏でも気温が低い場所なので、あまり季節感はなく、肌寒い日が多いので、冬の延長といった趣です。