リフォームの不安の第1位は、適正価格がわからないこと
リフォームの見積もりを取った時、相場や適正価格がわからない不安を持つ人が多い。
住宅リォーム推進協議会が行った「インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する調査報告書」によると、「見積もりの相場や適正価格がわからない」という不安がもっとも多いという結果が出ています。多くの人が金額に関して不安を抱いているという現状があります。
事前に相場がわかればリフォーム計画が立てやすい
リフォームの相場や適正価格がわかれば、見積りを判断する時の基準となるだけでなく、我が家のリフォーム計画が立てやすくなります。例えば、和室の畳の床をフローリングにしたいと考えた時、10万円なのか100万円なのかで計画の立て方は変わりますし、思ったより安くできるとわかれば、諦めていたことが叶うかもしれません。適正価格がわかる本、積算資料ポケット版リフォーム編
一般財団法人経済調査会が出している積算資料ポケット版リフォーム編2015。
「積算資料ポケット版リフォーム編」には、住宅リフォームにかかる工事金額が部位別に掲載されています。もともとこの本はプロユースで、たいていの工務店さんやリフォーム会社さんが持っている本でしたが、昨年より一般ユーザーにも使いやすいように進化。リフォームを考えている人に大いに役立つ本となっています。ガイドYuuが主に参加したのは、この一般ユーザーにいかに使いやすくするかという部分です。
2015年度版には人気リフォームの解説や最新情報も
リフォームを取りまく概況はその年ごとに変わりますので、この積算資料ポケット版リフォーム編も毎年発行されています。2015年度版では、工事費だけでなく、昨今の人気リフォームの解説や、最新の事例、相談例に学ぶ見積書のチェックポイントなども掲載されています。6畳の和室をフローリング張りにしたいなら
積算資料ポケット版リフォーム編は、かんたん索引からひけば、すぐに金額がわかるような仕組みに。
例えば6畳の和室をフローリング張りにしたいと思ったら、かんたん索引の中の「部位別症状」~「畳をフローリングにしたい」~「該当ページ」と進めば、すぐに工事日数2日、施工面積6畳、工事金額122,000円と出てきます。
リフォームの適正価格は現在の家の状況によって異なる
リフォームの適正価格は、現在の家の状況によって大きく異なりますので、この本でわかるのはあくまでも概算であり一般的な金額です。正確に知るためには、現状の家の調査を行ってから算出する必要があります。しかし、手軽に目安を知ることができれば、リフォーム計画を立てる際に大いに参考になります。ぜひ有効に使って頂ければと思います。■積算資料ポケット版リフォーム編2015 (販売価格2,880円)
住宅のリフォームにかかる工事費を部位別に掲載。かんたん索引により、はじめてでも気になる家の症状から、 該当する工事費や事例、商品などをすぐに探せます。
☆2015の主な内容☆
住宅のリフォーム工事費、エネルギー消費量"見える化"家庭エコ診断制度、日本の文化を支える伝統建築工法「積算資料」、マンションリフォーム実践11のポイント、相談例に学ぶ見積書のチェックポイント、リフォームトラブル回避の基礎知識。見積り事例も豊富にそろい、リフォーム必携の一冊です。(旧・積算資料ポケット版リフォーム)
■全国大手書店及び、下記サイトなどで購入できます。
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