リフォームにかかる費用がわかる本、「積算資料ポケット版リフォーム編」が、プロユースとしてだけでなく、一般ユーザーにも使いやすいよう生まれ変わりました。ガイドYuuも編集に参加!これ1冊あればリフォームの時価や費用の目安を知ることができます。今回はその入手方法や使い方をご紹介します。

リフォームにかかる費用がわかる本、「積算資料ポケット版リフォーム編」

リフォームで不安なことは何ですか?というアンケートを取ると、ダントツに多い答えがリフォームの費用に関することです。リフォーム推進協議会がとったアンケート(※)によると、不足しているリフォーム情報として挙げた人が圧倒的に多かったのが、「リフォームにかかる費用の目安や積算の基準」です。(※)インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第7回調査報告書

リフォームをしてみたいという人は多いと思いますが、どれくらいの費用がかかるのか、出てきた見積もりが果たして妥当な金額なのかというのはなかなか分かりづらく、不安に思う人が多いのもうなづけます。

実は、リフォームに掛かる費用がわかるすごい本があります。その名は、積算資料ポケット版リフォーム編。一般財団法人経済調査会というところが出している本です。経済調査会とは、元々は当時の経済安定本部(現:内閣府)を主務官庁とする物価や賃金などを調査する団体で、公益性の高い経済調査や研究を行っているところです。

一般財団法人経済調査会が出している積算資料ポケット版シリーズ。リフォーム編、マンション修繕編、住宅建築編がある。

一般財団法人経済調査会が出している積算資料ポケット版シリーズ。リフォーム編、マンション修繕編、住宅建築編など数種がある。


この積算資料は、私がこの業界に入る前から発行されている歴史ある本で、建築工事に必要な価格情報や実例、見積もりの方法、建材情報を始め、建築工事の単価や諸経費の情報も出ているため、業界人必携のアイテムとされています。たいていの工務店さんやリフォーム会社さんは持っているかと思います。

この積算資料のポケット版シリーズは、リフォーム編、マンション修繕編、住宅建築編など数種あり毎月市場調査を行い、その年の金額や単価がわかるのがポイントです。でも、この積算資料、プロ向けなので見方が難しく、私もこの業界に入りたての頃、見るのに苦労した覚えがあります。

誰でも使えるリフォーム版家庭の医学!はじめてでも使えるかんたん索引

今回、この積算資料ポケット版リフォーム編に、プロが使うだけでなく一般ユーザーも使いやすいようにと、新しいINDEX「はじめてでもつかえる、かんたん索引」が付きました。このINDEX作りやコラムの監修に、ガイドYuuも参加しました。

積算資料ポケット版リフォーム編の「はじめてでも使えるかんたん索引」の一例(Bookけんせつプラザ、立ち読みPDFより一部抜粋)

積算資料ポケット版リフォーム編の「はじめてでも使えるかんたん索引」の一例(Bookけんせつプラザ、立ち読みPDFより一部抜粋


イメージは家庭の医学です。一家に一冊、困ったこと知りたいことがあったら、その症状や目的をINDEXからパッと探せて、そのページを見たらそのリフォームの概要や費用がわかる、そんな本を目指しました。

「はじめてでも使えるかんたん索引」には、まず築年別の項目があります。例えば「20年経ったら」というページをめくると、その時期に必要なリフォームの概要と費用が書いてあります。

それから今年の話題のリフォームの紹介。省エネ・創エネリフォームをはじめ、自然素材リフォーム、中古住宅購入リフォーム、マンションのスケルトンリフォームなどが、パッとINDEXからひけて、そのページを見るとリフォーム費用がわかり、実例写真なども紹介されています。

また家庭の医学のように、家の困った症状や要望からもひけるようにしました。例えば基礎にヒビ割れがある、夏に2階が暑い、開き戸を引き戸に変えたいなど様々な困りごと、要望をINDEXからひけて、そのページを見ればリフォーム費用がわかるようになっています。

これからのリフォーム計画やリフォームの仕事を始める人にも参考に

積算資料ポケット版リフォーム編に掲載されている単価は、詳細な調査を行った上でのもの。

積算資料ポケット版リフォーム編に掲載されている単価は、詳細な調査を行った上でのもの。

積算資料ポケット版リフォーム編に掲載されている単価は、詳細な調査を行った上でのものですが、リフォーム費用は今住んでいる家の状況や、リフォーム事業者の形態によっても変わりますので、ここに掲載されている金額が、全ての家にピッタリあてはまるわけではありません。

これらの価格はあくまでも参考価格ですが、もともとプロが使っている本ですから、一般の方のリフォーム計画には大いに参考になります。また、新たにリフォームの仕事を始めようとする方々にも、使いやすい1冊となることかと思います。

 

リフォーム業者と一般ユーザーが同じ積算本を見るということ

業者側とユーザー側が同じ積算本を見るというのは、ひと昔前の時代には考えられないことでした。現代は情報公開が当たり前の時代とも言われていますが、リフォーム費用に関しては一般ユーザーはまだまだ情報不足の状態にあります。

このような試みはまだ始まったばかりです。今回の2014では、まだ課題を抱えている部分もあります。ですがこの動きがリフォーム業者にとっても、一般ユーザーにとっても必ず有益な方向へ進むということを確信して更なる改善に頑張るつもりです。

■積算資料ポケット版 リフォーム編2014 特集:はじめてのリフォーム(販売価格2,800円)
リフォーム・増改築工事に必要な価格情報(部位別工事費・材料価格)や豊富なリフォーム実例、概算見積り方法、建材情報を掲載。解体や撤去、補修工事などリフォーム特有の単価、諸経費の解説なども充実しており、信頼される見積書作成に役立ちます。
悪質リフォームの防御対策として、公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターが本資料を活用して啓蒙。リフォーム相談員の必携資料。

■全国大手書店及び、下記サイトなどで購入できます。

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