羊についての豆知識
「迷える子羊」は新約聖書のマタイによる福音書などにあらわれる「stray sheep」の訳語で、どうすればよいのか迷っている人を意味する表現
・羊は草食動物で、胃袋(反芻胃)が4つあり、食べたものを吐き出しては、何度も何度も噛み直します。
・おなじみのウールは羊毛のことで、主にメリノ種という品種の羊が中心です。羊は1度に1~2頭の子を産み、生後1~2年経つと毎年春頃に毛刈りが行われ、1頭あたり約4キロの羊毛がとれます。
・羊の肉は食用としてもおなじみで、「ジンギスカン」といえば、溝が刻まれたジンギスカン鍋で羊肉を焼く料理です。一般的に、生後およそ1年未満(永久門歯がない)をラム、それ以上をマトンと区別し、ラムのほうが好まれています。また、ニュージーランドでは、ラム、ホゲット、マトンと区別。オーストラリアではさらにベイビーラム、スプリングラム、イヤリングラムと区別するなど、様々な格付のしかたがあります。
・羊の皮は、ラムスキン、シープスキン。羊の毛皮は、ムートン。
なぜ眠れないときに羊を数えるのか?
眠れないときに羊を数えると眠くなりますか?
そのほかにも、羊のいる情景を思い浮かべると牧歌的でリラックスできるから、羊を数えるという単調な作業で眠くなるから、といった説もあります。……これなら、「羊が1匹、羊が二匹」でも大丈夫ですね。
最後に、羊にまつわることわざと慣用句を紹介します >>>