オックスフォード大学の入学式は10月

オックスフォード大学では、10月の第2週に入学式や「フレッシャーズ・ウィーク(直訳すると、新入生のための一週間)」があります。アメリカの大学は、一般的に9月入学だと思いますので、それより少し遅いはじまりになっています。

特別な名前のある「入学式」

オックスフォード大学の入学式は、matriculation(マトリキュレーション)と呼ばれます。ガイドのmatriculationは、2008年でした。日本の大学では「○○年度卒」というように、卒業年次で卒業生を区別することが多いように思いますが、オックスフォード大学の場合は、卒業後もなにかと入学年を基準にしています。ですから、同窓会の案内状などにも「○○年度のマトリキュレーション」と明記する箇所があります。

厳しい服装規定

日本の大学では、入学式には大抵スーツを着ると思いますが、オックスフォード大学には厳しい服装規定があり、それを満たしていないと会場にさえ入場出来ません。そもそも、学寮(コレッジ)単位で街中を練り歩きながら入学式会場へ向かいますので、コレッジから出してもらえない、ということになります。

男性女性と規定が分かれているのですが、男性は、ガウンと呼ばれる黒いマントのようなものにホワイト・タイ、上下ダークスーツ、黒い靴の着用が義務づけられています。

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入学式や試験の時の正装

一方、女性は、ホワイト・タイの代わりに黒いリボンを結び、白いシャツ・ブラウスに黒いスカート、黒いストッキングに黒い靴、ガウンをまとうことが義務づけられています。

正装の服装規定について、オックスフォード大学のあるコレッジのサイトには、次のような1文があります。
"Please note that the dress code is rigorously enforced and you will be unable to matriculate if you are not properly dressed." (服装規定は厳格に定められており、適切な服装でない場合、入学は認められないので注意すること)

ちなみに、学帽をかぶれるのは卒業式の時のみで、入学式では着用が許されません。でも、手にしていないと(つまり忘れてしまうと)、これまた服装規定違反で会場入りが許されない、ということになります。

これがオックスフォード大学の学生の正装で、「サブファスク」と呼ばれます。入学式前に、オックスフォード市街にあるお店で、自分のサイズに併せたガウンや学帽などを選び、当日に備えるという訳です。

いかがでしたか?

服装に関する規定は、日本の大学では考えられないことですよね!オックスフォード大学の伝統や歴史を大切にするところは、他にはない魅力だと思います。


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