軽自動車の代わりにセカンドカーとしておすすめの三菱i-MiEV
気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回は三菱i-MiEV(現行)をご紹介したいと思います。100V電源からは約14時間、200V電源からなら約7時間で満充電できます。また街の急速充電器なら約30分ですみます。ちなみに急速充電器は日本国内に2129箇所もあります(2014年9月30日現在。CHAdeMO協議会)
それから5年が経ち、中古車がかなりおいしくなってきました。しかし電気自動車というと、「1回の充電で航続距離が短いからな」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。そこで、家族と出かけるファーストカーとは別に、奥さまが普段の買い物や子どもの送り迎えに使うセカンドカーとしてi-MiEVの中古車考えてみるのはどうでしょう? そう、これまでは軽自動車が検討されやすかったポジションです。
最近の軽自動車は低燃費で人気ですが、それでもi-MiEVのランニングコストのほうが安いのです。i-MiEVの電池容量は16kWh、電気代を20円/1kWhとして計算すると、1回の充電で320円。これで100km走るとすると、1kmあたりわずか3.2円です。深夜電力を使えばさらに安くなります。
サイズは軽自動車のiと同じ。リア・ミッドシップレイアウトを活かしたロングホイールベースが、居住性の確保や走りの良さに貢献しています。発進加速の0-80km/hで10.6秒(iのターボ車が11.2秒)、追い越し加速の40-60km/hが2.8秒(同4.0秒)と加速力が抜群
またi-MiEVはワゴンRと同じく軽自動車税です。そのため自動車税が2万9500円の日産リーフよりも安いのです。つまり軽自動車のように維持費が安くて、燃費(電費)が良いとなれば、セカンドカーにi-MiEVを選ぶのは賢い選択ではないでしょうか。
気になる価格は?というと、原稿執筆時点の最安値は89.9万円。2010年式/1.1万km/修復歴なしです。同じ2010年式/1.1万/修復歴なしで、ワゴンRなら旧型となり、69万円から見つかります。確かにワゴンRの価格のほうが安いですから、価格と維持費だけで考えるなら、ワゴンRでも良いと思います。
しかしi-MiEVには経済的な魅力以外にも、おすすめしたい魅力があるのです。次ページで見ていきましょう。