第三者にノートの内容が丸見え!
最近では、プレゼンテーション終了後に、説明に使用したPowerPointのファイルを一定期間Webに公開したり、関係者にメールで送信するケースが増えてきました。気を付けたいのは、作成したPowerPointのファイルをそのまま送信したり公開したりすると、相手にノートの内容が丸見えになってしまう点です。本来、ノートの内容は発表者だけが必要とするもので、第三者には見られたくない内容です。かといって、何十枚もあるスライドのノートの内容をひとつずつ手動で消していくのは手間がかかる作業です。ノートの消し忘れが起こるかもしれません。
このようなときは、「ドキュメント検査」機能を使って、すべてのノートを一括削除すると便利です。
ノートを削除するには、ノートが入力されているPowerPointのファイルを開き、「ファイル」タブをクリックします。
ここでは、8枚のスライドにそれぞれノートが入力されているファイルを開いて操作する。
左側の「情報」を選択し、「問題のチェック」から「ドキュメント検査」をクリックします。
PowerPoint2007では、「Officeボタン」から「配布準備」-「ドキュメント検査」の順番でクリックする。
次のメッセージが表示された場合は、「はい」ボタンをクリックして保存を実行します。
ドキュメント検査を実行する前にはファイルを保存しておく操作が必要だ。