BMWの「SAC」第二弾となるX4が登場
いまや大中小さまざまなボディサイズが揃うSUVは、まさに百花繚乱状態。一言でSUVといっても多様なタイプがある。BMWはSUVのことを「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼び、X1、X3、X5をリリースしているが、X5にクーペの要素を採り入れたX6を「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」と呼び、日本では2008年に上陸させている。
BMW X6は、巨大なクーペ風SUVといえるもので、ニーズが本当にあるのか不思議に思っていたが、世界での累計販売台数は約25万台と成功作にまで成長。
いまや年間200万台規模のプレミアムメーカーになっているBMWにとって、屋台骨を支える大黒柱ではないが、欠かせない名脇役のひとりであるには違いない。
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