温泉/東北の温泉

青森県を代表する浅虫温泉のおすすめ旅館(3ページ目)

浅虫温泉(青森県青森市)は平安時代に発見された後、しばらくの間は麻を蒸すことのみに温泉が利用されていた事から、その名があります。海沿いにありますが、落ち着いた地方の温泉場風情を漂わせています。ねぶた祭を始めとした青森市の観光シーズンに賑わうのはもちろん、八甲田山や十和田湖方面や下北半島方面への観光の基地としても最適な立地。今回は青森県を代表する温泉地、浅虫温泉を紹介します。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

浅虫温泉の観光地

奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流の紅葉は筆舌に尽くし難い美しさ(c) SHOHO IMAI/a.collectionRF /amanaimages

青森市にある浅虫温泉が一番賑わうのは、当然夏のねぶた祭りの時期ですが、非常に予約困難なので、一般的にその時期に泊まる事を検討する機会は少ないと思います。

秋から冬にかけての時期は八甲田山から十和田湖にかけては原生林が広がっており、紅葉する木ばかりなので、夏以外では一番のおすすめのシーズンと言えます。

八甲田山、十和田湖ともに素晴らしい紅葉ですが、さらに奥入瀬渓流まで足を伸ばしてみてはどうでしょうか。ブナの原生林は紅葉というよりは、正確には黄葉という感じなので、真っ赤な紅葉を期待すると拍子抜けするかもしれませんが、黄金色の紅葉だと知って行けば、その素晴らしさを再認識するに違いありません。写真のように、黄金色の林を透過する木漏れ日の美しさに渓流の美しさがプラスされるのですから、その美しさは、文字通り「筆舌に尽くし難い」のです。
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