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大貫勇輔『Dracula(ドラキュラ)』インタビュー!(5ページ目)

この秋、NBAバレエ団が創立20周年記念公演として『Dracula(ドラキュラ)』を上演。マイケル・ピンク振付けの話題作が、遂に日本初上陸を果たします。主演を務めるのは大貫勇輔さん。気鋭のダンサーとバレエ団の異色のタッグも見所のひとつです。ここでは、リハーサル中の大貫さんにインタビュー。作品への想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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まさに『ドラキュラ』一色の日々ですね。

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大貫>昔の僕じゃ考えられないくらい、本当に健康的な生活になりました(笑)。最近は遅くても12時半には寝て、朝7時に起きてレッスンに行く。飲み歩いたりもしてないですよ。この僕を『ロミオとジュリエット』のメンバーが見たら、きっとみんな信じられないって言うと思う。こんなストイックな生活は今までしたことなかったです。

『ドリアン・グレイ』のときも舞台一色の生活ではあったけど、カンパニーの仲間と飲みに行ったりはしてましたから。あのときはプレッシャーが大きかったので、飲まずにはいられなかったというか。いろいろな経験を経て多少リラックスしてはいますけど、今はまたちょっと違うプレッシャーがある感じです。


多忙な日々の合間の息抜き、楽しみは?

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大貫>バレエのレッスンと筋トレ。あと、鏡で自分の身体が痩せていくのを見ること(笑)。この三つが今現在の僕の息抜きというか、元気の源です。最近は、“はぁー、キツイ!”っていう状態が若干気持ち良くなりつつあります(笑)。ストイックに生きてるなって思えるのが楽しくて。朝起きて、“うわ、今日もバレエやるのか!”って思う自分に酔ってるんです。

あと、トレーニングを重ねることで身体の状態が良くなっていくのが嬉しい。身体の感じは今までで一番いい気がします。まだまだこれからですけど、何かのぼってる感じがする。今日は調子いいな、今日は悪いな、ではなく、わかって進んでるというか。コントロールできてる感じが今は楽しいですね。

僕は24時間ダンスのことを考えている人間なので、この生活も全く苦ではない。あとは、美味しいものが食べられれば幸せ。だから、今すごく幸せです(笑)。

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