「250GTOが40億円弱で落札」で始まった週末

モンテレー・ウィークエンド

約40億円弱という価格で落札された1962年式フェラーリ250GTO

ともあれ、今年の週末は、62年式フェラーリ250GTOが公開オークション史上最高額となる、およそ40億円弱で落札!という衝撃のイベント(木曜日)で始まった。
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クエイルロッジで開かれるボナムス・オークションの会場

会場となったクエイルロッジのボナムス・オークションには、2日間に渡って開催されるオークション出展車両がずらりと並べられていて、これを見ているだけでもう丸々一個分の素晴らしいクラシックカーイベントにやってきた気分になる。

ちなみに、この週末には、ボナムスのほか、グッディング・カンパニーやRM、ルッソ&スティールといった有名オークションがイベント終了後に各地で開催されていて、どこでも同じように見学(有料)できるから、疲れてなければ必見だ。
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大歓声で迎えられたオークションの目玉、フェラーリ250GTO

木曜日のボナムスは、マラネロロッソ・コレクションから出展された10台の特別なフェラーリのための特別開催だった。250GTOはその目玉中の目玉。250GTOが舞台に上がると、大歓声とともに皆がいっせいに写真を撮り始めた。ほとんど有名スター登壇、である。

落札価格に関して言うと、実は落札の瞬間、会場の空気が一瞬冷えてしまった。史上最高額とはいえ、予想されていた価格には及ばなかったからだ。オークション前には、60億とも80億とも100億とも囁かれ、ボルテージは上がりっ放し。その興奮が登壇時の大声援になったわけで、40億円という落札額には正直、筆者もガッカリ。どうせ夢のような価格なら、もっともっとイケイケ~という気持ちだったから。

秋口の景況に不安という投機筋の憶測から、ドライバーがレースで亡くなった唯一の250GTOだったからというクラシックカー事情通の推測まで、いろんな“理由”が駆け巡ったけれども、ホンネのところは、クルマ一台に50億はないやろ、というコレクター諸氏の冷静さ、だったのかも知れない。