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アップル3つの新商品・サービスで確認すべきことは?(2ページ目)

日本時間の9月10日午前2時から、アップルの製品発表会が行われました。iPhone後継機、決済サービス、そして腕時計型端末の発表という、大きく3つのパートに分かれていました(締めはU2のライブ)。この記事では、それぞれの概要と、現実的に私たちが確認すべきことを紹介します。

島田 祥輔

執筆者:島田 祥輔

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Apple Watch

●概要
アップルにとっては2010年のiPad以来、4年ぶりとなる新カテゴリの製品です。タッチディスプレイが搭載されており、時計画面を自由にカスタマイズできるほか、メールの確認やメッセージの返信、通話も可能。加速度センサーや心拍センサーを搭載するため、ヘルスケアのログを記録できます。ベルトは脱着式で、好きな組み合わせにできます。iPhoneケースのように、いろいろなメーカーがベルトを売るようになるのかもしれません。
アイコンは丸で表示される。拡大やスクロールは、なんと竜頭で操作する(アップルは「デジタルクラウン」と呼んでいる)

アイコンは丸で表示される。拡大やスクロールは、なんと竜頭で操作する(アップルは「デジタルクラウン」と呼んでいる)

サイズは38mmと42mmの2種類があります。いわゆるレディース向け、メンズ向けといったところでしょうか。デザインは、通常タイプの「Apple Watch」、スポーツタイプの「Apple Watch Sports」、ファッション性を重視した「Apple Watch Edition」の3カテゴリで分けられています。
左がApple Watch Sports、中央がApple Watch、右がApple Watch Edition

左がApple Watch Sports、中央がApple Watch、右がApple Watch Edition

●注意点
2015年初頭に発売予定となっていますが、価格は「349ドルから」となっており、サイズやデザインによって価格がどうなるかは不明です。特に「Apple Watch Edition」はディスプレイ周りに18Kを使っているため、かなりの高額になる可能性があります。ただ、ファッション雑誌などでモデルが着けるようになれば、ラグジュアリーアクセサリとして買う人が増えるのかもしれません。

なお、Apple Watchのほとんどの機能は、iPhoneと接続して使います。つまり、iPhoneを持っていることが前提となる商品です。接続できるのはiPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusです。個人的にはiPhoneのバッテリーにどの程度影響を与えるのかが気になります。


iPhoneを買い替えるときはバックアック作成を

日本のユーザーにとって、まず気になるのはiPhone 6、iPhone 6 Plusです。ちょうどiPhone 5が発売されてから2年になるので、このタイミングで買い替える人も多くいるでしょう。また9月17日には最新のiOS 8の配布も予定されています。買い替えやOS更新のときは、必ずバックアップを作成しておきましょう。バックアップ作成については「iPhoneのバックアップを作ろう」で紹介しています。
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