照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

照明器具も「3Dプリンター」で作成する時代!?(2ページ目)

3Dプリンターが注目されています。安価なものは数万円~十数万円で購入できるため、もはや身近な機器と言えます。しかし3Dデータの作成が難しいため簡単に立体造形が出来るわけではありません。また一つのものを作るまでに時間がかかります。そのような中、3Dプリンターで制作された照明器具(シェードの実が3D )が発表されました。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

3Dプリンターで制作された照明器具

さて、この3Dプリンターを使ってデザイン、制作した照明器具が(株)アンノデザインオフィスから発表されています。

アンノデザインオフィス

写真1. Ring+Link

写真1.の照明器具もアンノデザインオフィスでデザインされたものです。2005年に発売されたRing+Link desk&floorlampです。

これは3Dプリンターで制作されたものではありませんがロングセラーになっています。

これから紹介する照明器具は現在の製造工程では考えられない3Dプリンターならではの製品です。また使用光源にマイナスイオン発生式LED電球(国際特許取得済:アンノオフィス。以下、LEDマイナスイオン電球)を使用し、身体に優しい住環境作りも同時に提案します。

■magical hat
magical hat

写真2. magical hat

ランプシェードを3Dプリンターで製作したテーブルスタンドです。光源はLEDマイナスイオン電球を使用しているのでエコでクリーンな室内環境も実現しています。

magical hat

写真3 リングの回転で犬の位置が変わる.

シルクハットのような形状は光を入れるとバックにぼーっとイラストの影が出てきます。犬の形を付けたリングが動かせるので、イラストの中の好きな位置にお散歩ができます。

シルクハットのシェードは一回の3Dプリントで作られており、可動部分も含め製作しています。サポート材の除去後に可動するよう予め設計しているので、後からパーツを組み合わせていません。




■Dress

Dress

写真4. Dress

第2回東京デザイン照明展に向けた作られたものです。magical hat同様、ランプシェードを3Dプリンターで製作しています。分割されたシェードを可動させることで、器具から放射される光の量を調整できます。

Dress

写真5. DressとLEDマイナスイオン電球

可動部分も含め、シェードは一回の3Dプリント出力で製作されています。複雑な形状も3Dプリントなら出来るようです。

素材はABS樹脂が使われています。製作に金型など使わないので、従来の樹脂製品金型設計の知識は必要なく、自由に形状を発想することが可能です。

以上のようなシェードを量産するのであれば金型を使う方が有利ですが、1個1個に特徴のある製品作りには3Dプリンターが有効です。したがって、少し高価になりますが、世界で一つしかない照明器具の製作も可能なのです。

商品についてのお問い合わせは下記HPをご覧ください。
(株)アンノデザインオフィス

写真1.2.4.提供:(株)アンノデザインオフィス

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