住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

吹抜けのある家をつくるなら-意外な盲点と3つの実例(2ページ目)

吹抜けは階の違う空間を結びつけるもので、上下の空間をつなげてくれます。根強い人気でメリットもありますが、意外な盲点もあります。そこで、吹抜けの目的、意外な盲点、実例を、まとめてご紹介します。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


3つの吹抜け実例

■コミュニケーションを意識した吹抜け
1階リビングと2階ユーティリティーコーナーをつなげている吹抜け。天井まで続く白い棒は子どもが登ったりすべり下りたりできます。

undefinedundefined

  

寒さ対策の考えたダイナミックな吹抜け
寒さ対策として床暖房を入れ補助暖房としてガス温風機を設置、上部の高窓から採光をとっている。

undefinedundefined

  

もう一つの目的、「間」のための吹抜け
一般にはあまり考えられていませんが、吹抜けは開放感や採光ばかりでなく「間」をつくるために設ける事もできます。
「間」をつくることで一瞬にして高くなるのではなく、低いところから高いところへと落ちつきをもって心が少しずつ広がっていく気分にさせてくれます。

1階のリビングと2階の廊下の間に「間」を意識した吹抜け

1階のリビングと2階の廊下の間に「間」を意識した吹抜け  



設計は全て(株)佐川 旭建築研究所

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます