住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのポイント

スキップフロアで日当りのよい家をつくる(2ページ目)

1階部分はあまり日当りが期待できないような敷地の場合、いかに光を取り入れられるかが重要になります。今回はスキップフロアを採用した住宅の実例を紹介します。スキップフロアの方式は、採光はもちろん高低差のある床面ごとに天井高や視点の高さがいろいろ変わったりするおもしろさがあります。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

広さと平面図(間取り)

広さ
1階  74.49平米
2階  45.25平米
延床面積  120.04平米

間取り(平面図)
1階は半階あがって玄関、そしてL・D・Kがあり、半階下がって夫婦の寝室と浴室、洗面脱衣室があります。
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2階は、半階上がって和室6畳と子ども室、さらに5段あがってロフト風子ども室です。子ども室から下のリビング・ダイニングが見えます。
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スキップフロアは平面図だけでは分かりづらいので、断面図をみると分かりやすくなります。
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夫婦の寝室と和室は地面から60cmとして、玄関、L・D・Kは地面から約170cmあげて、床下には収納を設けました。

さらに、真ん中に階段を設けたことで、上下方向の風の通り道になり家の中の空気を循環させることができるという効果もあります。

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  道路側からみた外観の写真。太陽の高度が低くなっても、1階が1.7mの位置にあるので採光が得られた。



設計 : (株)佐川 旭建築研究所

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