年齢別おすすめダイエット!30代は食事ダイエットよりも運動ダイエット!
30代は、それまでの経験や心身の変化などから「健康に対する意識が強くなってくる年代」と言えます。結婚することで自炊食が増えたり、子供がいる人はさらに健康に気遣った食事を考えるようになります。未婚であっても、エイジングケアに力を入れる意識が高まることで不健康な食事を避けるようになります。実際にガイドが運営するダイエット個別指導においても、30代は20代と比べると、比較的健康的な食生活を送る人が多いという特徴が見られます。反対に、筋肉量の低下が顕著になってくる年代であるにも関わらず、運動量が非常に少ないという特徴もあります。仕事を続けている人は責任ある仕事を任せられるようになることで、仕事量が増えて運動不足に。子育てをしている人は、自分の時間を作りづらくなることで運動不足に陥りやすくなります。これらを踏まえると、食事よりも運動の習慣化に先に力を入れるのがおすすめです。
30代の特徴とは?
30代のカラダに適したダイエット法を知る前に、まずはこちらの年代の特徴を把握してみましょう。■代謝が徐々に低下してくる
厚生労働省の国民健康栄養調査結果の肥満者(BMI25以上)の割合より。30代以降になってくると肥満者の割合が増加している事が分かる。
代謝の良い10代~20代(特に前半)と比べ、30代は代謝が一気に低下してしまいます。30歳を過ぎると徐々に筋力が低下して代謝が悪くなるため、少し食べ過ぎてしまっただけで体重が増えたままという人が増えてきます。そして増えた体重を元に戻すのも年々難しくなってきます。男女ともにアラサ―を迎えて一気に太る人が増えますが、その要因の1つが代謝の低下=筋力の低下です。
■健康意識が高くなる
10代、20代で成功していた制限系ダイエット(炭水化物抜きダイエット、置き換えダイエット、1日1食ダイエット等)では効果が表れにくくなってくること、また、様々なダイエットを経験したからこそ「しっかり食べてカラダの内側からキレイになって健康的に痩せることが大切だ」と理解できるようになります。つまり、健康意識が高くなるのです。制限系ダイエットなど心身に負担がかかるダイエットは老化を早めることにもなるので、エイジングケアの意識が高くなる30代では、10~20代が取り組むような短期決戦の極端なダイエット法に取り組む人はぐんと少なくなります。朝食の欠食率や外食の頻度も20代と比較すると低く、1日3食規則的に食事を摂るようになります。
■ストレスにさらされやすい
30代になると、仕事や将来のこと、結婚、出産、子育て、近所付き合いなど、20代の頃にはあまり深く考える機会のなかった事を考える時間が増え、様々なストレスを感じやすくなります。慢性的なストレスから自律神経のバランスを崩したり、プチ更年期のような症状が出る人もいます。今までは感じなかった疲労感に悩まされたり、不眠症を抱えたり、心身の悩みが本格的に現れやすくなってきます。
≫30代がやってはいけない運動ダイエットとは?