神保町交差点からほど近い中華料理店「揚子江菜館」

ひときわ目立つ同店店頭

ひときわ目立つ同店店頭

学生が多く、古本やカレーなどのイメージがある神保町。都営新宿線と三田線が交差し、東京メトロ半蔵門線が乗り入れる神保町駅を出て、1分程度の場所に中華料理店「揚子江菜館(ようすこうさいかん)」があります。なかなかハデな外観でパンチがあります。

同店があるのは神保町すずらん通り。大きな交差点からは少し離れた細い通りになります。神保町は小さな飲食店がたくさんあるエリアで、散策も楽しい街ですね。こちらの連載で過去にご紹介した中華の老舗店、「漢陽楼」も同じく神保町エリアにあります。

創業は1906年(明治39年)

最寄りは神保町駅A7出口

最寄りは神保町駅A7出口

揚子江菜館の創業は明治39年、1906年のこと。当時神保町にはたくさんの中華料理店がオープンし、ちょっとした中華街のような時期があった史実などもあります。

では同店が営業をスタートさせた1906年とはどんな時代背景だったのでしょうか……南満州鉄道設立など、日清・日露戦争後に関連する出来事が多く残っています。身近なところでは、タバコのゴールデンバットの販売開始や新宿御苑の開園、夏目漱石「坊ちゃん」の発表なども。そんな明治の終わりごろ、揚子江菜館もその産声を上げています。

では、100年以上の歴史を誇る中華料理店へと参りましょう。