ピン芸人の意外な事実
3人の中では島田秀平だけ毛色が違うなと思ってみていると、番組内でもMCの伊集院光から「本当は劇団ひとりを呼ぶ予定だった」といじられてました(笑)。実際のところは、三者三様の面白さが堪能できました。
「劇団ひとりもそうだったな」と番組で再認識した流れで、他に誰か再出発したピン芸人がいたっけと調べてみると、ある重大な事実に気が付きました。現在、テレビ等で人気のピン芸人の大部分が、この再出発組だったんです!!
人気どころはほとんど再出発組
ざっと思い出してみても、有吉弘行、土田晃之、びびる大木、カンニング竹山、ケンドーコバヤシ、小藪千豊、宮川大輔。比較的新しいところではスギちゃん、キンタロー。などなど。みんなコンビからの再出発組です(竹山さんだけは事情が違いますが)。根っからのピンといえば、やはり落語家さんでしょう。あとはモノマネのタレントだったりと、ずっとピンでやっている人って、見せる技術や強烈な個性をみんな持ってるようです。またベテランではイッセー尾形や吹越満や劇団出身者も、演技者としてのバックボーンがあるからこそ、役者と芸人の境界線を自由に行き来しています。
技術といえは、漫才という芸も見た目以上に技術が必要ですね。人前で無難に演じられるレベルに持っていくまでには、2人の間で猛稽古が必要になってきます。そこをクリアできると、自分なりの自信を持てるのかもしれません。ピンでオリジナルな芸をやるって、すごいことですが、基準がない分だけ、試行錯誤することも多いと思います。