クロアチア/クロアチア基本情報

クロアチアのホテル事情(2ページ目)

季節ごとによって変わる料金や相場、 アメニティや設備、ホテルを選ぶ際の注意点など、クロアチアのホテル事情をお伝えします。クロアチアのホテル選びの際のご参考に!

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド


クロアチアのホテルのアメニティ事情

バスローブとスリッパ

バスローブやスリッパが用意されているのは一部の4つ星ホテルや5つ星ホテルのみ。中には事前に客室に設置されていなくても、リクエストをすると用意してくれるところも。


一般的な日本のホテルと比べると、お部屋のアメニティがあまり充実していないクロアチアのホテル。4つ星以下のホテルでは基本的に用意されているアメニティは固形ハンドソープ、シャンプー、シャワーキャップ程度と考えておくといいでしょう。コンディショナーやカミソリは設置していないところが多く、ましてや日本のホテルでお馴染みの使い捨てのヘアブラシや歯ブラシを設置しているところはまずありません。

5つ星ホテルでは、ホテルこだわりのブランドのシャンプーやコンディショナー、石鹸、バスローブなどが用意されています。カミソリや歯ブラシは、中にはリクエストをすると用意してくれるホテルもありますが、まれです。自分で持参することを強くおすすめします。使い捨てのスリッパは一部の5つ星、4つ星ホテルでは用意されていますが、ないところがほとんど。機内でも使えますし、気になる方は旅行用の携帯スリッパをお持ちください。

アメニティ

アメニティの種類はホテルによってまちまち。シャンプー、コンディショナー、洗顔ソープなど、必需品は自分で用意することをおすすめします。

4つ星ホテルではシャンプーコンディショナー、石鹸のみ、3つ星以下となるとシャンプーと石鹸のみ(コンディショナーはなし)というところが多くなります。特に女性は、硬水のシャワーで髪の痛みが気になるという方も多いですし、お気に入りのシャンプーやコンディショナーを小さな詰め替えボトル等に入れて持参することをおすすめします。上記以外にも、フェイス用コットンや綿棒、爪やすり、ボディーローションがアメニティとして用意されているところもありますが、ホテルによりまちまちなので、お手入れの必須品は自分で持参してくださいね。

その他、客室の設備事情

ホテルロビー

ホテル滞在中に困ったことがあればフロントスタッフへ。親切なスタッフとのやり取りが、旅の素敵な思い出になることも。(写真はザグレブのホテル・ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ザグレブ)


その他、身だしなみを整えるのに欠かせないヘアドライヤーやアイロン。ヘアドライヤーは基本的に客室に用意されており、アイロンもスタッフにお願いすると部屋まで持ってきてもらえます。また、日本のホテルではお馴染みの湯沸しポットですが、クロアチアでは一部の5つ星、4つ星ホテルを除き、部屋に設置しているところはまれです。お湯を沸かしたい時はフロントに電話して湯沸しポットを持ってきてもらうか、熱いお湯を持ってきてもらえるようにリクエストするといいでしょう。

また、気になるのがお水。クロアチアの水道水は飲んでも問題ないと言われており衛生的には問題はありませんが、硬水のためおなかに合わない方も。せっかくの旅行を腹痛で台無しにしないためにも、やはり飲料水はペットボトルのお水を購入することをおすすめします。

Wi-Fiやインターネットはほとんどのホテルで無料で提供されていますが、中には(特に3つ星ホテルでは)客室でWi-Fiが使えず、ネットに接続できるのはカフェやロビーのパブリックスペースのみというところも。また、一応客室でWi-Fiが使えるということになっているけれども、実際は接続状況が悪くて不便だという場合もあるのでご注意下さい。

バスタブやお部屋からの眺めなど、チェック点

バスタブ

徒歩での観光時間が長いクロアチア旅行。体を休めるためにバスタブにぜひゆっくり浸かりたいところ。クロアチアではシャワーのみの客室も多いので、バスタブ有無もしっかりと確認しましょう。


クロアチアでは、特に4つ星以下のホテルとなるとシャワーのみのお部屋というところが多くなります。バスタブ付きのお部屋を希望する場合は予約時点でしっかりと確認し、必要であればホテルにその旨をリクエストするようにしましょう。

客室からの眺め

お部屋からどんな景色が見えるのかという点も、ホテルステイをより素敵なものにするための要チェックポイント。

またアドリア海沿岸では海辺に建つホテルが多く、全室シービューというホテルも中にはありますが、「海辺に建つホテルだから、部屋から海が見えると思っていたらシービューではなかった」「部屋の窓は海に面しているが、木が視線を遮ってせっかくのシービューが見えなかった」ということも。もちろん、お部屋から見える眺めによって宿泊料金が異なってきますが、到着後にがっかりしないためにも事前に宿泊予定のお部屋からの眺めもしっかりと確認して予約を取ってください。

また、海外のホテルの多くがそうであるように、クロアチアでも夫婦やカップルが2人用のお部屋を利用する場合はダブルベッドが基本となります。ツインベッドの部屋を希望する場合は、事前にその旨をホテル側に伝えるようにしましょう。

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