自由に調節がきくオープンタイプ
フィンランドでは、3年間の育休をとることができて、積極的に育児に関わる男性も多く、特に「イクメン」といった意識はないそうです。そのため、育児中の女性でもフルタイムで働き続けるケースがあり、夫が長い育休をとることもあるとか。そして、子どもたちは受験や就職のために勉強するのではなく、生きていくうえで大切なことを学ぶためだと考えているようです。マリメッコのテキスタイルでコーディネートされた空間。木の素材感とベストマッチ
子どもスペースには、ベッドマットを置くだけ。木のボックスを壁に取り付けて、そこを収納とデスクとして使います。そのボックスに収まらないおもちゃや衣類などは、脇に空いたスペースを収納として使うのですが、目隠しには布を活用。部屋の使いみちを変える時には、簡単に模様替えのできる簡素なアレンジが特徴的です。
さらに北欧らしいのは、そのスペースから直接テラスに出て遊んだりくつろいだりできること。「子どもが子どもでいられる時間は短い」という考え方のもと、庭には遊び小屋と言われる子ども専用のミニハウスがある家をよく見かけます。屋外をアウトドアリビングとして使うというのは、むしろ日本的な発想。取り入れてみたいスタイルです。