フンランドで年1回だけ開催される住宅フェア。2014年はユバスキュラが会場となって、屋外に戸建て住宅38棟、集合住宅5戸が展示され、なかでもアルヴァ・アアルトのスピリットにインスパイアされた住宅は目をひく存在です。その魅力的なモデル住宅の中から、私たち日本の住まいで参考にしたい、子ども部屋のインテリア収納をご紹介します。


ひと部屋を2段ベッドで分けて使うタイプ

子どもであってもプライベートを大切にするお国柄ですから、子ども部屋は独立したスタイルばかりだと思いがち。ところが、広さ15畳弱の部屋を、2部屋に分割して使うコーディネートがありました。
北欧フィンランドの子ども部屋

基調色がホワイトなので、子どもの好みを反映した色や柄、装飾が合わせやすい

室内の中央に2段ベッドを配置して左右に分ける方法は、日本でもお馴染みです。男の子と女の子の空間はブルーとピンクのアクセントウォールで、それぞれの場所がひと目で分かります。さらに、その壁面にはシステム収納があって、カウンターデスクと引き出し、クローゼットと吊戸棚が組み込まれています。すべて隠す収納となっているため、室内を整理整頓しやすい計画になっています。

あえて造り付けの収納を設けずに、壁のシステム収納と2段ベッドで部屋を構成することで、どちらかの部屋を広げたり収納を組み替えたりするなど、子どもの成長に合わせて調節できるのがメリットです。また、凹凸のない部屋に仕上がっているので、中央にミニテーブルを置いたり、2段ベッドの下段だけ向きを直角に据えることもできます。

6畳部屋のインテリアと収納も、シンプルで真似してみたくなります。