販促プロモーション/販促・プロモーションの基礎知識

DMのポイント その2 開封率アップの方法(2ページ目)

どれだけDMを送っても、内容を見てもらえないことには意味がありません。今回は、DMの開封率をアップするためのテクニックについてご紹介します。

横井 孝治

執筆者:横井 孝治

介護・販促プロモーションガイド

開封率アップのテクニック その3 物理的な仕掛け

物理的に封筒が開けられやすい仕掛けを行う手法としては、次のようなものが挙げられます。

1.開封する箇所が目立つデザインにする
「ここから開けてください!」など、どこから開けるのかをわかりやすく示したデザインにすると、開封時のストレスを減らすことができ、開封率を上げることが可能です。

2.封筒自体に開けやすい加工を施す
単純に封を開けやすく加工した封筒としては、ふたの内側に糸を入れて開けやすくした「ゆめーる封筒」をはじめ、「ミシン目加工」や「クイックオープナー」など、さまざまなタイプがあります。

デザインで開封する箇所を目立たせる手法と組み合わせると、さらに効果的です。

【参照】
開封したくなる封筒(イムラ封筒)
 

開封率アップのテクニック その4 その他

その他の手法としては、次のようなものが挙げられます。

1.あえて事務用の封筒を使う
派手なデザインを施した封筒に入ったDMは、ある意味で「この郵便物はDMです」と宣言しているようなもの。こうしたDMが毎日のように届けられる人にとっては、新鮮味を感じさせるのは困難です。

そこで、あえて一般的な事務封筒を使うことで、「これは通常の手紙かな?」と勘違いさせて、封を開けさせることが可能となります。

この手法を使う場合は、封筒にキャッチコピーなどを掲載したり、何らかの小物を同封するのは厳禁。DMっぽさを感じさせないことで、うっかり開封させるのが狙いだからです。

2.宛名などをすべて手書きにする
事務用の封筒と組み合わせて行うとさらに効果的なのが、宛名を手書きにすること。いかにも「私信」っぽい感じを演出することができます。

送付数が多い場合はかなりの手間がかかりますが、こうした宛名書きを行う専門の業者もあるので、うまく活用しましょう。通常の事務封筒を使うことで、デザイン代や印刷費を節約できるはずですから、そんなに大きなコスト増にはならないはずです。


【関連記事】
DMのポイント その1 DMの種類

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