姿見の池で旭岳の雄姿に見とれましょう!
姿見駅から様々な風景を楽しみつつ歩いてきたハイキングコースのクライマックスは旭岳五合目、標高1665メートルにある姿見の池。旭岳の前に姿見の池があり、水面に旭岳の雄姿が映りこむ風景は、まさに絶景。ハイキングコースを歩いてきた疲れが一瞬で吹き飛ぶほどの素晴らしさです。
姿見の池の前には小さな広場があり、いくつか椅子が用意されているので、美しい風景を見ながらゆっくり休憩するにはぴったりの場所。
広場の中心には、大雪愛の鐘があります。大雪山系で遭難した人たちの慰霊と登山者の安全を願って置かれたものとのこと。厳しい自然の中に身を置いているということを改めて認識しますね。
姿見の池から少し歩いた所には第五展望台があり、ここからも旭岳の雄姿を間近に望むことができます。
ちなみに姿見の池と第五展望台の近くからは、旭岳の山頂へ向かう登山道が延びているのですが、稜線がはっきり見える時はハイキングコースから上り下りする登山者を確認することが可能。
そんな風景を楽しめるのも旭岳の魅力の一つですね。
姿見の池からの旭岳の眺望を堪能したら、ロープウェイの姿見駅へ戻りましょう。時々振り返ると旭岳が見送ってくれるような気分を味わえますよ。
ハイキングコースのまわりに咲く可憐な花々にも注目です!
姿見駅から姿見の池までのハイキングコースで、旭岳の眺望以外に楽しめるのが可憐な花々。開花しているタイミングに合うと、チングルマやイワブクロ、ミヤマリンドウ、エゾオヤマリンドウなどの高山植物をすぐ間近で見ることができます。
雄大な山を楽しみつつ、可憐な花も同時に楽しめるのは、なんとも贅沢ですね。
大雪山旭岳ロープウェイで行く夏の旭岳の風景をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
日本一早い紅葉が訪れるまでの短い夏の間だけ楽しめる素晴らしい風景ですので、この夏は北海道まで足を伸ばして大雪山まで出かけてみて下さい。
大雪山旭岳ロープウェイへのアプローチ
地図:Yahoo! 地図情報アクセス:
<飛行機>
旭川空港から、旭川電気軌道バス 66番「いで湯号」に乗車し、約1時間で終点 旭岳バス停下車。バス停の目の前が大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅です。
1日3往復のため、利用する場合はあらかじめ時刻表を確認して下さい。
<鉄道>
JR北海道 旭川駅より、旭川電気軌道バス 66番「いで湯号」に乗車し、約1時間半で旭岳バス停下車。
<車>
・道央自動車道 旭川北インターチェンジより、道道37号線へ。旭岳方面へ向かう道道1160号線を走り、旭岳へ。旭川北インターチェンジから約50km。
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