日本人は休み下手!?
家族で楽しく過ごせるとリフレッシュできるね!
厚生労働省の調査によると、平成24年1年間の年次有給休暇日数(繰越分除く)は平均8.6日、取得率は平均47.1%と、半分に満たないことが分かりました。企業規模別にみると、従業員数1000人以上の企業が取得率54.6%と半数を超えていますが、999人以下の会社では40%台で、人数が少なくなるほど取得率も低くなっています。産業別に見てみると、取得率が70%以上の企業がある一方で、30%未満の企業もあり、産業によって取得率に差があることもわかりました。皆さんのお勤め先はいかがでしょうか?
日本の休日は、諸外国と比べると祝日が多く、有給休暇の取得が少ない傾向があるとのこと。そういえば、お盆やゴールデンウィークなど、職場全体が一斉に休日になる企業は別として、飛び石連休の時もカレンダー通りに働く人が多いですね。有給休暇を活用すれば連休の日数も増えるのですが、「休日明けは仕事が忙しいので、有給休暇を取れる状況ではない」「休みを取っても特にすることはない」「どこも混んでいるから、特に外出はしない」「祝日と繋げて旅行もしたいけれど、繁忙期で価格も高いから」などの理由で、有給休暇取得に至らないケースも多いようです。
厚生労働省のHPによると、『年次有給休暇は、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のこと』とあるので、特に外出の予定がなくても、ゆっくり休むことに使ってもよいと思うのですが、「多少体調が悪くても熱がないと休みにくい」という意見もあり、日本人は本当にあまり休まないな……と感じます。
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