クロアチア/クロアチア基本情報

クロアチアの国内移動方法(長距離バス)(3ページ目)

クロアチアを個人旅行する際に、都市間を一番便利でお手頃に移動する方法といえば公共バス。どこでどうやってチケットを手に入れる?事前予約は必要?各都市間の移動にかかる時間や料金は?どんなことに気をつければいい?など、公共バスの利用方法、利用時に知っておくと便利な情報をお伝えします。

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド


長距離バスでの移動中に気をつけたいこと

クロアチア長距離バス

休憩中は絶対に車内に貴重品を置いたまま席を離れないでください!

長時間バスに揺られることになる長距離バス移動中は、ついウトウト眠ってしまうことも。クロアチアは比較的治安が良い国と言われていますが、やはりスリには要注意です。お財布やパスポートなど、貴重品はジャケットなどの内ポケットに入れるなどして、絶対に身から離さないように。リュックサックや手荷物なども頭上ラックよりも、自分が座っているシートの下側や足元に置くなど用心するように心がけてください。

また、長距離バスは2時間~2時間半に1回程度、15分~20分のトイレ休憩がありますが、この休憩時もご注意を!停車中バスの扉は常に開放され、車内には見張りのスタッフもいないので、乗客以外も出入り自由の状態となります。念には念を。あまりに重たかったりかさばらない限り、停車中は席に荷物を残して降車しないことをおすすめします。休憩時間はバスが停まったときに運転手さんが「15分休憩です」などと大声で知らせてくれますが、大抵はクロアチア語。わからない時や聞き逃した時は、ためらわずに運転手さんや周りの乗客に尋ねましょう。

>>>「クロアチアの治安」も、よろしければ併せてチェックしてみてください。

その他、知っておくと便利なこと

ネウム

スプリット=ドブロブニク間などを移動する途中、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの飛び地であるネウムに立ち寄ることに。国境を越える際に簡単なパスポートチェックがあるので、パスポートの用意をお忘れなく!

道中、バスが立ち寄る休憩所の中にはトイレが有料の所も。2~3クーナ程トイレ使用料が必要なところがあるので、長距離バスに乗る際は、小銭を用意しておきましょう。休憩所で販売されているお水などの飲み物やスナックはスーパーなどと比べると割高。乾燥しがちな車内ではお水は必須なので、乗車前に0.5リットル~1リットルのお水を用意しておくことを強くおすすめします。

4時間以上の長距離移動の場合、途中でお腹が空くことも。休憩所で簡単な食事ができたり、マフィンやサンドウィッチが買えることもありますが、「サンドウィッチに高いお金を払うのはちょっと……」「短時間でかきこんで食べるのは、なんだか落ち着かない」という人は、乗車前にパン屋さんなどでサンドウィッチなどを買っておくことをおすすめします。また長時間の移動を少しでも楽にするために、飛行機内でも使える首枕を用意しておくといいかもしれません。

また、クロアチアでは目的地までの道中であれば、事前に運転手さんに伝えておけば停留地点でなくとも、途中で降ろしてもらうことが可能です。例えばスプリットからザグレブへ向かう際、最終地点のザグレブ中央バスターミナルではなく、その手前の地点で降りた方が目的地に近いと事前にわかっている場合、その旨を運転手さんに伝えると、バスを停車できる適当な場所で降ろしてくれます。

以上をご参考に、クロアチアのバスの旅を楽しんで下さい!

※上記は公開時点の情報です。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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