警察官に学ぶ!感情に配慮した質問の3つのポイントとは
職務質問は、犯罪を未然に防いだり、犯罪者を見つけ出したりする大事な仕事。とはいえ、一般の人に不快な思いをさせない、プライバシーを侵害しないといった配慮も大切です。そこで警察では、専門の指導員による指導や、職務質問の競技大会を設けるなど、技術の向上に努めています。そんな彼らが質問をする時に特に気をつけているポイントは以下のとおり。
- 相手を認めるソフトな話し方を心がける
- わかりやすい声でゆっくり質問し相手の反応を見る
- 笑顔・第一印象を大切にし敵意を持たれないよう心掛ける
どれも職務質問だけでなく、ビジネスシーンでも大切にしたいポイントですね。聞きにくいような内容について確認しなければならない時には、ぜひ思い出してください。立場上キツイ質問をしなければならない場合で、笑顔が難しい場合でも、なるべくソフトにゆっくり質問するようにするといいでしょう。
銀座ホステスに学ぶ!地雷を踏まない質問術とは
銀座ホステスは地雷を踏まないような質問テクニックで会話をすすめる
相手にたくさん話してもらい、いい気分になってもらうのは、ホステスさん達の重要なお仕事。質問をすることは、会話量を増やすためにも必須なのですが、相手を不快にしないよう質問にはあるテクニックを使っています。
それは「ぼかし」を使った質問の仕方。例えば、昨日言ったレストランの話をされた時には、店名をズバリを聞くのではなく「どのあたりの店に行かれたんですか?」というように、ぼかしを入れて質問します。どのお店に行ったのかを自慢したい人や隠したくない人は、この質問でも店名を教えてくれます。言いたくない人は「銀座だよ」というようにぼかして答えることができます。
「そのゴルフ場のメンバーなんですか?」といった質問は、「そのゴルフ場は特別な方しか行けないんですよね?」とぼかす。「このお店は常連なんですか?」といった質問は、「よく知ってるお店がたくさんあるのでしょうね?」といったようにぼかすと、仮に違った場合でも地雷になりません。
気持ちよく話してもらうことが目的の場合、ぼかせない質問、例えば「誰と行ったんですか?」というような質問は避けたほうが無難です。
質問は、上手に使えば相手を心地よくしたり、情報を得られるといったメリットがたくさんあります。何気なく質問している方は、ひとつでも試していただければと思います。