40代:「私の人生を豊かにしてくれて一緒に笑える人」
密かに人気のイケてる40代男性のハートをつかむには?
実際に、モテる40代男性は、同年代のモテ男以上に強力な恋愛ハンターです。そんな40代男性に「どんな男がタイプなの?」と尋ねられたときは、前のめりに「あなたみたいな人!」なんて言ってはいけません。ハンターには、きちんとハントする楽しみを残しておいてあげなくては。
ハンターである彼らの心をくすぐり恋愛スイッチを入れるには、彼らが入り込めそうなほんの少しの隙を与えつつ、余裕のある回答をすることです。具体的には、「私の人生を豊かにしてくれる人がタイプ」という回答です。
というのも、40代男性には、「年下の女性が知らないことを教えてあげられるし、同年代の男より経験値も経済力もあるから色々な楽しみを提供できる」という自負があるからです。しかし、一方で、自分の経験値や経済力だけを求められると、なんだか複雑に感じてしまうという男心もあります。
そこで、「一緒に笑える人」というフレーズを加えましょう。若い男にはない魅力をもっていると自負する彼らでも、年下の女性相手となるとやはり気になるのが年齢差です。年の差があっても、それを感じないくらい一緒に笑い合える関係を築くことこそ彼らが求めるものなのです。
50代:「幸せにしてくれる人」「チャーミングな人」
良くも悪くも、「男気」がある人が多いこの世代。地位も富も権力もある程度手に入れた。成功も失敗も、それなりの孤独も味わった。大人としての包容力があるのは当然だと思っている。そんな自分が50を超えて好きになる女がいれば、幸せにしたいと強く思うという声を実際に聞いています。そのため、好きな女性が「幸せにしてくれる人」がタイプだと言えば、「よっしゃ! 俺が幸せにしてやる!」と男気スイッチがオンになるそうです。しかし、単に「幸せにしてくれる人」というだけでは、いまいちインパクトに欠けます。男の願望として、いくつになっても、「好きな女を守りつつも、好きな女に甘えたい」というものがあります。特に、ある程度出世してからは、「カワイイ~」なんて言われながらイイオンナに甘えることができたら身も心も癒されるとのこと。そんな願望を叶えてくれそうなのが、「チャーミングな人」という回答なのです。
そして、自分の中のオトコの部分を枯らすことなく現役で恋愛をしている50代男性に自己像についてインタビューしたところ、「自分はある程度チャーミングだと思う」という方が実に9割もいらっしゃいました。となれば、50代男性の恋愛スイッチを入れるためにも「チャーミングな人」と答えない理由はないでしょう。
さて、年代別の答え方は分かったけれど、すべての年代に効果的な回答があったらいいなーというあなたのために、次のページでは「万人に効果的な答え方」についてお話しいたします。