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好条件でも結婚をやめた方がいい相手とは? 感情のサインに気づく

好条件でも結婚をやめた方がいい相手とは? 結婚前に浮気や借金などが発覚すれば、明らかに親や周囲からも、やめたほうがいいとアドバイスもあるでしょう。一方で、一見好条件の男性は、いい旦那さん候補に見えます。自分が感じた感情のサインを大切にしましょう。

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

恋愛ガイド

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<目次>

結婚をやめた方がいい相手とは……感情のサインは誤魔化さない!

結婚をやめた方がいい相手のサイン

自分の直感こそが、あなたを幸せに導くものだということを忘れずに!

多くの女性が恋愛の延長線上での結婚を望んでいますが、必ずしも恋愛のトキメキが、そのまま結婚後の安らぎや幸せと直結するとは限りません。ただ当たり前ですが、一つ屋根の下に住んで、この人の子供も産むかも、これからの人生を一緒に過ごす……そう考えると、何か決め手がないと結婚への一歩も踏み出しにくいでしょう。

適齢期になれば周りから、とても真面目でいい人だからと結婚前提に紹介される機会もあるでしょう。そして、交際が始まってから、彼の行動や言動に「アレッ?」と思う瞬間があるかも知れません。

でも、そんな時にふと気になったり、疑問を感じても、付き合いが進み始めると、なるべく気に留めないように自らすることがあります。

親や世間からの結婚へのプレッシャーなどを考えると、これが嫌だから簡単に別れるなんて決断ができないのも現実です。

ただ離婚を経験する女性の多くは、きっと付き合っている段階で自分からの小さなサイン(兆候)に気付いていたと思われます。それを見ても気付かないフリをしたり、誤魔化すと結果的に結婚生活に入ってから苦労してしまうものです。

結婚後に「そんなはずじゃなかった!」ということにならないためにも、浮気など判りやすいものとは違う、あなただけが感じる彼の日常生活の言動や行動にも注目してみましょう。
 

「社会的に好条件=あなたの幸せ」ではない

一見、周囲からは好条件と思われる人であっても、あなた自身が交際中に見逃してはいけないポイントを一緒に探っていきましょう。

社会的な条件はいいけどワクワクしない人
結婚の決め手の一つに相手の経済力があります。恋愛だけであれば、ただ相手を好きだからでも成立しますが、実際の結婚生活に入ればそれも問題として出てきます。

結婚相談所、お見合いや紹介から交際していく場合、相手がすごく好みでなくても、結婚ありきで考えて相手の社会的地位やステータス、年収、学歴などを天秤にかけて自分を納得させる人もいます。でも何回かデートしても以下のような感情が大きくなれば注意が必要です。

そもそも彼と一緒にいる時間がつまらない、まったくデートの日が待ち遠しくない、さらに彼とは手も繋ぎたくない、キスができない、ましてやカラダの関係なんて考えたくない……そんな感情のサインが自分から出てる場合です。

男女の原点であるスキンシップが出来ないような異性と結婚しても、うまくいくことはありません。どんなに世間的な好条件が揃い、経済力や社会のステータスがあっても結婚するのはあなた自身です。あなたの心と身体が拒絶している場合、そのサインの方が正しいということをお忘れなく。
 

彼の言動や行動から気をつけるポイントとは?

●あなたには優しくても弱い立場の人にはキレる
彼があなたを追いかけてる時や、交際が始まったばかりの時には、きっとあなたに優しかったり、誠意を見せてくれるでしょう。ただ結婚をしたら彼が豹変したなんてことにならないように、未来のパートナーとして冷静にチェックすることは大事です。

付き合っている最中も日常生活の些細な言動や行動で気付くことがあります。例えば、いつも仕事や会社の愚痴や不平不満を言っている、いない誰かの文句を言っている、自分より立場が弱いとわかると理不尽にキレたりする攻撃的な男性は要注意です。

デート中でも、レストランなどでもネチネチしたクレームをつけたり、ドライブ中の車線変更や横入り、追い抜かされた時に相手を煽ったり、クラクションで威嚇したり、その行動に彼の本性が隠されています。

バカにされたと感じて突然怒るタイプは、自分に自信がなくコンプレックスを持った男性に多い傾向です。それは結婚後に二人の意見が違って、口で女性に言い負かされると逆ギレしたり、駄々っ子のように力で支配しようとするような、お決まりのコースになります。

特に結婚後、相手が自分から逃げられない、専業主婦で経済的にも立場が弱い場合に表面化していくことが多いです。なので、もし付き合ってる最中に、そのような兆候を見つけたら、冷静に自分のパートナーにふさわしいかを判断しないと大きな代償を背負うことになります。

●仕事が忙しすぎる人
一見、仕事が忙しい男性というのはカッコよく見えて、結婚相手としては一般的にはおススメされるでしょう。働く意欲がなくゴロゴロしているのは問題外ですが、実は忙しすぎて、仕事一辺倒で家にいない人は、あなたや子供にとっては後々問題になることも少なくありません。

女性側からすれば、何か困った時にいなくて頼れない、忙しくて話も聞いてくれない、育児は任せっきり、仕事で疲れているという理由で週末は家でゴロゴロして家族との時間を取らない……そんなことが積み重なれば不満はどんどん溜まっていくことでしょう。

経済的な安定=家族の幸せとは限りません。このケースは浮気するわけではなく、遊んでいるわけでもないので、きっと男性側は一生懸命に働いてお金を稼いでも、感謝されずに文句を言われることに心外だと怒るでしょう。だからこそ両者は平行線をたどることになるのです。

コミュニケーション不足や行き違いは家族の関係を崩していきます。最初は小さな愚痴や不満から始まっても、徐々に大きな家庭内の不和へと変わっていくことになるでしょう。やはり夫婦にとっていっぱい会話をする、時間を共有することこそ家族の絆を深めていく唯一の手段であると思って欲しいです。
 

結婚生活をするのは、あくまでも自分なのです!

今回はあえて相手の浮気やお金のルーズさなど、わかりやすい原因ではない離婚の危険性に焦点を当ててみました。

男性もあなたと結婚したい時には、きっと自分の魅力をアピールしてくるでしょう。だから親や友人など周囲から見れば、結婚相手としておススメされるかもしれません。

でも実際にその彼と一緒に人生を歩んでいくのはあなた自身です。だからこそ自分から発信される感情のサインを大事にして欲しいのです。あなたにとって大事なことは「結婚した」という事実ではありません。

あなたがよりハッピーな結婚生活を望むなら、彼の言動や行動に対して疑問や不安を感じた時には、もう一度、冷静に自分と向き合っていく勇気も大事だと言えるでしょう。

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