不要な思い込みを捨てると
より似合う形、がみつかります
美しい巻き髪は十和子さんのトレードマークのひとつ。ずっと今のようなスタイルだったのでしょうか?
「今のようなスタイルになったのは結婚をしてから。20代後半のころは髪に“段”を入れるのが嫌でした。段を入れないヘアスタイルに固執していたために、女優というお仕事をしているにもかかわらずできる髪形が限られてしまっていたほど。それでも当時は「これが私らしさなの!」と、思い込んでいました。
けれど結婚をしたら『私はこの髪型でなくてはいけない』という妙なこだわりがなくなったのです。そしていざ髪を軽くしてみたら『私は古典的な顔立ちだから、ヘアスタイルを軽くするとバランスがよくなる』とか、『髪の色を明るくしないと怖く見えてしまうことがある』と気がついて。
とはいえ、そもそも自分が好きな色やスタイルはあるもの。たとえば、赤みの茶色が流行していても私はアッシュ系が好きだと感じる。
自分が本能的に好むものなら、こだわってもいいのではないでしょうか。」
Special Technique スペシャルテクニック
Point1 乾燥しやすい毛先にはヘアオイルを
乾燥しやすい毛先はヘアオイルをつけてパサつき防止に。日中もつけられるものを持ち歩いているそう。
Point2 ホットカーラーを 上手に活用
アイロンが苦手な人は、ホットカーラーを活用。ホットカーラーで「コイル状」に巻くとアイロンで巻いたような仕上がりに。適度な束感も出ます。