三越前で見つけた「大勝軒」というお店
このところ、三越前駅あたりを散歩することが多かった。たとえば、落語「百川」の舞台を歩いたり、小説「小僧の神様」の舞台を歩いたり、長い行列ができる金子半之助というお店に並んでみたりした。で、気になっていたのがこちらの建物。
ものすごくレトロなたたずまい。その看板を見て驚いたことには、「大勝軒」とあるではないか。大勝軒といえば、ひとつにはつけ麺系のお店、あるいは永福町にあるラーメン店などを思い出す。で、ネットで検索してみたら、それらとはまったく別で、日本の中華料理の草分け的な系統であることがわかった。
というわけで、町中華の研究家である北尾トロと平日の13時に三越のライオン前で待ち合わせて店内へ。待ち合わせの動画はこちら/「大勝軒」の店舗を見て驚く北尾トロ。
裏には17時からのメニューがあり、写真はランチメニュー。周りのテーブルをちらりと伺うと、いちばん多くの人が頼んでいたのが、ラーメン+半炒飯の「A定食」だった。僕はそのA定食、北尾トロは中華丼とシューマイを注文(さすがの通っぽさ)。女将さんが「シューマイは少しお時間をいただいていいですか?」と聞く。もちろん急いでいるわけではないので、OKだ。