掃除機・クリーナー/掃除機・クリーナーお試しレポート

実力派コードレスクリーナー・シャープFREED(3ページ目)

いま、大注目のスティックタイプのコードレスクリーナー。海外メーカーの独壇場を崩すべく、国内メーカーから続々と新製品が登場しています。そんな注目ジャンルから、シャープの新製品「FREED」をピックアップ!その実力をご報告します。

執筆者:戸井田 園子

さっとゴミ捨&とことんお手入れで、キレイをキープ。

シャープ:コードレスサイクロンundefinedFREED【EC-SX200-N/A/R】

上部のシルバー部分を外してカップ状のダストボックス内のゴミを捨てるタイプは、ゴミ袋の中で作業ができるので、周囲へのホコリの舞い上がりが防げる

ダストボックスはカップタイプ。ダストボックス自体を本体から取り外し、中にたまったホコリを逆さにして捨てます。ガイドとしては、底が抜けるタイプよりこのカップタイプの方が、カップ自体をゴミ袋の中に入れられるので、周囲へのホコリの舞い上がりを少なくできると感じます。このあたりは、人により感覚は違うかもしれませんので、是非、店舗で実際にゴミ捨て動作をしてみて下さい。
 
シャープ:コードレスサイクロンundefinedFREED【EC-SX200-N/A/R】

ダストカップ・フィルター・筒型フィルターなど、本体から取り外したパーツは全て水洗いOK

また、フィルターお手入れランプが赤く点灯した時は、手動でフィルターのつまみを10周程度回してチリ落としをします。さらに、お手入れランプが赤く点滅した時は、フィルターを外して丸洗いをします。ダストカップや内部の筒型フィルターなど、パーツは全て水洗いできるので、汚れが気になる時はとことんキレイにできるのも、日本メーカーらしいですね。
 

いろいろ選べる収納スタイルも◎

シャープ:コードレスサイクロンundefinedFREED【EC-SX200-N/A/R】

左:別売りの専用スタンドで立て掛けた場合/右:パイプを外して背を低くして置く場合

スティックタイプで持ち手側が重いクリーナーの場合、悩ましいのが収納方法。しかしこのFLEEDは、いくつかのスタイルで収納できるようにしているのが特徴。例えば、dysonのように付属のフックを使い壁掛けにする他、パイプを外せば本体とダストボックスはフラットになっているため床に立せることも可能。パイプとT字ノズルは固定こそできませんが、本体に寄りかからせれば高さを低くして収納できるので、クローゼットや物入れにも納めやすくなっています。また、専用スタンドがあるのもユニーク。壁に釘を打ちたくない日本人気質にはうれしいオプションだと思います。ただし、スタンドは別売り…できれば同梱されていると良かったです。

 

メインになるコードレスクリーナーとして高い完成度を実現!

吸じん力・使い勝手・お手入れ・収納、ともにどれも完成度が高く、とてもバランスのとれている仕上がりだと感じたFLEED。激戦が繰り広げられるコードレスクリーナーの中でも、かなり高い評価を得られる製品だと実感しました。これからコードレスクリーナーの導入を検討されている人には、是非、候補に入れて欲しい一台です。

強いて言えば、充電器もバッテリーもクリーナー専用なのがやや残念。せっかくなので、バッテリーが携帯やモバイルの充電にも使えたり、充電器にUSBジャックがあり他のバッテリーも一緒に充電できるなど+αの機能があれば、より便利になるのではないでしょうか。ぜひ、次世代に期待したいと思います!

【参考サイト】メーカー製品サイト:シャープ・コードレスサイクロン「FREED」 【関連記事】
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