ドイツ/ハンブルクと北ドイツ

ブレーメン土産の定番といえばHachezのチョコレート!

ブレーメンのお土産に欠かせない定番といえば「ハシェ(Hachez)」のチョコレート。カカオ豆の焙煎から一貫して自社で行い、今も創業当時の製法で丁寧に作られるチョコレートは香り高くなめらか。歴史的建造物にある1890年創業の本店は、観光スポットとしても必見ですよ。

坪井 由美子

執筆者:坪井 由美子

ドイツガイド

老舗チョコレートブランド「HACHEZ」の本店はブレーメン

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すみずみにまで長い歴史が感じられる本店の店内。観光スポットとしても必見です

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本店はマルクト広場前の歴史的建物

古くからハンザ同盟都市として栄えたブレーメンは、コーヒーや紅茶の輸入港として知られるほか、当時貴重だった材料を使ったお菓子も作られるようになりました。そんな歴史から、ブレーメンには有名な食品メーカーがたくさんあります。なかでも有名なのが、現在も創業地であるマルクト広場前の歴史的建物「ドイチェス・ハウス」の中に本店を構える老舗チョコレートメーカー「ハシェ(HACHEZ)」(※日本語ではハッチェスと表記されることが多いです)です。

ブレーメンで生まれ育った創業者のヨセフ・エミール・ハシェ氏が、美味しいチョコレートのレシピを編み出したのは1890年のこと。その後開発と創造が加えられてどんどんバリエーションを増やし、ドイツを代表する高級チョコレートブランドとなりました。今ではドイツ国内のデパートや専門店のみならず、日本をはじめとする世界中で販売されています。

最高の材料で手作りされるプレミアムチョコレート

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本店には一粒チョコレートから板チョコ、詰め合わせまで全商品が勢揃い。ブレーメン限定商品もあります

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ブレーメンの音楽隊がここにも!

ハシェ社のチョコレートは、今でも創業当時の製法で手間暇かけて手作りされています。たいていのチョコレートメーカーは既成のクーベルチュールを使用することが多いのですが、ハシェ社では、全世界で数パーセントしかないという最高ランクのカカオ豆からオリジナルのカカオマスを製造。焙煎、破砕、精錬(コンチング)まですべて自社で行っています。とくにコンチング作業では72時間もかけて丹念に練り上げることで、香り豊かななめらかな口どけのチョコレートを生み出しています。

ハシェのチョコレートはドイツ各地のデパートでも販売されていますが、ブレーメンではぜひ本店を訪れてみてください。種類豊富なプラリーネ(一粒チョコレート)や板チョコから、ターラー(Taler)と呼ばれるコイン型のフルーツ風味チョコレート、各種詰め合わせまで、ここには全商品が揃っています。ブレーメン限定商品「ブレーメンの音楽隊」が描かれた缶や箱入り、マグカップのセットなどお土産にぴったな商品も見つかりますよ。

こちらの記事も参考にどうぞ>>>ブレーメンのお土産・ショッピング

<DATA>
Chocolatier HACHEZ
住所:Am Markt 1 28195 Bremen
TEL:0421-3398898
営業時間:月~金10:00~18:30土10:00~18:00
予算:板チョコ 約2ユーロ、箱入り 約4ユーロ~
アクセス:ブレーメン中央駅からマルクト広場まで徒歩10分
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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