睡眠薬の正しい使い方とやめ方
睡眠薬は、医師の指示通りに飲みましょう
このQ&Aには、睡眠薬の特徴や服用法、二次性不眠症(ほかのことが原因でなる不眠症)の治療、難治性(慢性)不眠症への対応、睡眠薬の副作用とその対処、不眠治療のゴール設定、睡眠薬の減量・中止法について、わかりやすく解説されています。
不眠・睡眠障害サイトに書いた私の記事「睡眠薬を飲むベストのタイミングはいつか?」は、このQ&Aのはじめの部分を参考にして書きました。今後もこのガイドラインを参考にして、睡眠薬に関する正しい情報を発信していく予定です。
【関連サイト】
睡眠薬を飲むベストのタイミングはいつか?
快眠生活を送るための手引き
睡眠指針には、科学的根拠に基づいた快眠のポイントが挙げられています
睡眠サイトの記事でも書きましたが、新しい指針には2つの特徴があります。
まず、ライフステージ別の項目があることです。若年世代はあまり夜更かしをしないこと、勤労世代は十分な睡眠をとって疲労を回復すること、熟年世代は昼間に適度な運動をすることが勧められています。
そして、生活習慣病や心の健康と睡眠の関係が強調されました。睡眠不足や睡眠の質の低下は、生活習慣病やうつ病の原因になります。逆に睡眠を改善すると、これらの病気が軽くなることがわかってきたからです。
【関連サイト】
11年ぶりの改訂!「健康づくりのための睡眠指針2014」
ネットで睡眠障害を診断
ネットがつながれば、いつでもどこでも誰でも、睡眠障害の診断が受けられます
こんな方のために、不眠症や過眠症など睡眠障害全般の診断をしてくれるサイトができました。国立精神・神経医療研究センターなど睡眠障害の専門家チームが立ち上げた、「睡眠医療プラットホーム」です。
このサイトでは、簡単な質問に答えることで、不眠症や過眠症など疑わしい睡眠障害のタイプを教えてくれる「簡易診断」が受けられます。さらに氏名などを入力して「詳細診断」に進むと、疑われる病名を教えてくれます。医療機関を受診するときは、詳細診断のページを印刷して持っていくと、診断の参考にしてもらえます。
【関連サイト】
睡眠外来、専門医受診前に…手軽な睡眠障害診断サイト