梅雨にまつわる表現
まずは、梅雨の英語名から見て行きましょう。梅雨は英語で'the rainy season'と言います。rainyの部分を変えてwet seasonとも言われます。梅雨入りは、the beginning of the rainy season、もしくはthe start of the rainy seasonです。例えば、The start of the rainy season was announced for the Kanto region.(関東地方の梅雨入りが発表された)のように使います。梅雨前線は、a seasonal rain frontと言います。
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梅雨ならではの表現をモノにしましょう
梅雨明けは、the end of the rainy seasonと言います。また、ゲーム・オーバー(試合終了)と同じ表現を使って、The rainy season is over (梅雨の季節が終わった)と言うことが出来ます。
梅雨に関するその他の表現
梅雨と言えば、紫陽花の美しい季節ですよね。英語ではa hydrangea(ハイドランジア)と言います。紫陽花の上に時々ひょっこり表れる蛙は、a tree frogです。蛙にまつわることわざでは、the frog in the well knows nothing of the great ocean (井の中の蛙大海を知らず)が有名ですね。もっともこのことわざには続きがあり、「されど天の高さを知る」、「空の深さを知る」などのバージョンがあるようです。
また、最近はめっきり姿を見なくなりましたが、カタツムリはsnailです。Oxford Advanced Learner's Dictionaryで調べてみると、次のような定義がされています:
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最近見ないカタツムリ
a small soft creature with a hard round shell on its back, that moves very slowly and often eats garden plants. Some types of snail can be eaten.(小さく柔らかな生物で、かたく丸い殻が背中にある。動作はとてもゆっくりで庭にある植物を好んで食べる。食用の種類も存在する。)
まとめ
いかがでしたか?今回は、梅雨から連想される表現を取り上げてみました。梅雨や七夕のような季節特有の事象、ワールドカップやオリンピックのような年単位の催しは、その時期に徹底して語彙を増やし、なじんでおくことをお勧めします。
梅雨がお好きな方も、そうでない方も、この季節ならではの情緒を英語表現とともにお楽しみ頂けたらと思います。