子どもに尊敬される父親になるためには
子どもから尊敬される父親になるために気をつけることは?
そこで、子どもに尊敬される父親になるには、どんなことに気をつけて子育てをしていけばよいのか、お父さんに向けてお話をしたいと思います。
<目次>
お父さんと子どもの理想的関わり
1.聞き上手になる
相槌を打ちながら、話を聞きましょう
そして、その効果をさらに高めるのが反復です。例えば、「今日、逆上がりができるようになったよ!」という話に対して、「すごいね!逆上がりができるようになったんだね!」というように繰り返してください。逆に、すぐ話の腰を折るようなことばかりしていると、子どもは話をしてくれなくなってしまいます。
2.子どもを叱るときはスキンシップも
幼い子どもに言い聞かせるときには、手をしっかり握って言い聞かせましょう。「〇〇くんのことが嫌いで叱っているのではないよ。好きだから叱っているんだよ」ということを分かってもらうために。親の思いは、心から心へ伝わります。そして、逆に、子どもから話を聞き出したいときも、しっかりと手を握って話を聞くようにすると、子どもは話しにくいこともポツリポツリと話してくれるものです。
いくつになってもスキンシップは効果的です。手を握ることができない年齢になっていたら、背中に触れるなど、どんな形でもスキンシップはできますよ。
3.温かい目で見守り、いざという時は頼りになる存在に
子どものすることに、あれこれ口を出してはいけません。だからと言って放任するのではありません。子どもが助けを求めてきたときには、力になってあげられるように、常に少し離れたところから温かい目で見守ってあげてください。4.子どもがやりたいといったことは頭ごなしに反対せず、応援を
子どもがやりたいといったことは頭ごなしに反対せず、まずは耳を傾けましょう。そして、子どもの言い分を聞き、こちらの思いも伝え、よく話し合った上で、もしできることなら、精いっぱい応援してあげましょう。5.どんな時もあなたの味方だということを伝えておく
親子だから言葉で伝えなくても、心は通じると思っていたら大きな間違いです。「どんな時でも、お父さんは〇〇ちゃんの味方だから、安心して」と、言葉で言わないと伝わりません。この言葉は、子どもにとって大きな心の支えとなるでしょう。お父さんと子どもが一緒にやるべきこと
6.子どもと全力で遊ぶ
父親が子どもと遊べる時間は限られています。なので、たくさん遊ぶことはできませんが、限られた時間を全力で遊んであげてください。子どもは敏感です。いい加減な思いで遊んでいると、見透かされてしまいます。父親ならではの体を使った遊びや趣味を生かした遊びがあるはずです。子どもの年齢に合わせて、その時にしかできない遊びで、たくさんの思い出を作ってあげてください。
父親にしかできない遊びを全力で
7.わからないことを一緒に調べる
子どもがわからないことを質問した時、知っていることなら、もちろん、丁寧に教えてあげてください。その際、気を付けることは、余計なことまで話しだして、長々としゃべらないことです。そして、もし、知らないことを聞かれた場合は、知ったかぶりをしていい加減に答えたり、「そんなことは知らなくていいから!」と突き放したりしてはいけません。ネットや図鑑などで、親子で一緒に調べましょう。そんな姿を見せることも大切です。お父さん自身を高める振舞い方
8.子どもに感情的にならない
子どもを叱るときだけでなく、例えば車の運転をしている時やレストランで腹の立つことがあったとしても、感情的になるのは、あまり格好のいいものではありませんね。子どもはそんな姿を見たくないはずです。感情を抑え、冷静に対応するためには、大きな深呼吸をし、気持ちを落ち着かせるようにしましょう。9.お父さんが頑張る姿を子どもに見せる
お父さんが一番頑張っている姿というのは、仕事をしている時でしょうが、その姿はなかなか子どもには見せる機会がありません。仕事でなくても、スポーツや料理など趣味のことでも地域ボランティアでも構いません。何か、子どもの手本になるように、精いっぱい頑張る姿を子どもに見せてあげてください。お母さんとの関わり方
10.妻を大切にする
理想の父親になるには妻を大切にすることが重要なポイント
そのためには、妻から信頼され、良い関係が築かれていなければなりません。つまり、家事を積極的に手伝うなど、妻を大切にすることです。父親が母親を大切にする姿を見るのは、子どもにとっても嬉しいことです。
理想の父親に近づくために~お母さんに向けて
子どもの父親に対する思いというのは、父親に対する母親の態度に大きく影響されるということをお伝えしました。子どもが父親を尊敬するようになるために、母親はどんなことに気を付ければいいのでしょうか。●お父さんが頑張っていることを子どもに伝える
平日は外で一生懸命働いているので、土日は疲れ果てて家でゴロゴロしている、というお父さんもいるかもしれません。だから「お父さんは寝てばっかりだ」と思っているお子さんも多いかもしれませんね。
そこで、お父さんが毎日、家族のために一生懸命働いてくれているということを子どもに教えてあげましょう。
●お父さんの悪口は子どもの前では言わない
子どもは親の影響を大きく受けます。母親が父親のことをばかにしていると、必ずと言っていいほど、子どもも父親のことをばかにするようになります。子どもの前で父親の悪口は言ってはいけません。
●父親の存在感をアピール
普段、子どもと父親は接する機会が少ないので、父親の存在感が薄れているということもあるかもしれません。そこで、なにかにつけて、夫を立てるようにしましょう。
例えば、子どもに何か相談された時、「お父さんの意見も聞いてみようね」とか、子どもがわからないことがあり困っている時には、「お父さん、これ得意だから、お父さんに教えてもらえば?」などと、父親の存在感をアピールしましょう。
●夫に感謝する
昔の日本のように、三つ指をついて……という必要は、もちろんありませんが、例えば、朝は玄関まで行って見送り、帰宅時には、玄関まで出迎えに行くなど、家族のために働いてくれる夫に感謝の気持ちを表しましょう。
お父さんが家族のためにいつも頑張ってくれていることを子どもに伝えましょう
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