ドイツ/ハンブルクと北ドイツ

ブレーメンの可愛すぎる一画、 シュノーア地区

ブレーメンの旧市街にあるシュノーア地区は「可愛い」がいっぱいつまった魅力的なエリア。迷路のような石畳の路地に木組みの家が並び、職人さんの工房やギャラリー、カフェやショップがひしめきあってまるで絵本の中に迷い込んだよう。のんびり気ままに街歩きを楽しんでください!

坪井 由美子

執筆者:坪井 由美子

ドイツガイド

ブレーメンの可愛すぎる一画、シュノーア地区

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石畳の小路が迷路のように入り組むシュノーア地区。次々と可愛い空間が現れます

中世を再現したベトヒャー通りと並ぶもうひとつの魅力的な一角が、ブレーメンに残る最古の住宅街、シュノーア地区。迷路のように入り組んだ石畳の路地に、小さな木組みの家や職人さんたちのアトリエ、ギャラリー、ショップやカフェなどがひしめきあって、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような可愛いらしさです。

シュノーアとはロープを意味する方言シュヌーア(Schnur)のことで、かつてこの辺りに住んでいた船乗りのロープが由来とも、家々が紐のように繋がっているから名付けられたとも言われています。いまやブレーメンきっての観光スポットとなりましたが、ここは造られたテーマパークではなく、実際に人々が生活している場でもあります。観光客で賑わう昼間だけでなく、朝夕の静かな時間に歩いてみるのもおすすめ。ふっと別の時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができますよ。

絵本のようなシュノーア地区を、気ままに歩いてみよう!

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細い路地を抜けた先に、こんな素敵な空間が出現。絵本のような可愛い街を気ままに歩いてみよう!

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中世風のガイドさんがいるブレーメン歴史館

シュノーア地区では、地図は持たずに気の向くままに歩いて、迷ってみるのも楽しいもの。人一人がやっと通れるくらいの細~い路地へ入っていくと、そこには一組しか泊まれないという世界一小さなホテルがひっそりとあり、そのまた奥へ歩いて行くと、思わぬ素敵な空間が出現。小さな広場を取り囲む古い木組みの家々のほとんどは、1階部分がお店になっていて、陶器やアクセサリー、ギャラリーなど、かつての職人街らしく手工芸品を扱う小さくて雰囲気の良いお店が集まっています。

この地区の一角にある「ブレーメン歴史館 (Bremer Geschichtemhaus)」では、プロの俳優さんたちが中世時代の人々に扮し、3世紀にわたるブレーメンの歴史をユーモアたっぷりに語ってくれます。ブレーメン名物のコーヒーを、昔ながらの淹れ方で振る舞ってくれたりもしますよ。

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ブレーメンの音楽隊グッズもいろいろ

シュノーア地区は人気の観光スポットとあって、お土産も豊富に揃います。なかでも「ブレーメンの音楽隊」グッズは充実していて、人形にポストカード、Tシャツにアクセサリー、エコバッグなどよりどりみどり。

甘いものが好きな人は、お菓子屋さんやパン屋さんをのぞいてみてください。ブレーメンは知る人ぞ知るお菓子の街。キャンディやチョコレート、その他名物お菓子がいろいろ揃っていますよ。

 

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■Schnoorviertel シュノーア地区
アクセス:マルクト広場から南東方向へ徒歩3分
営業時間は施設・店舗により異なる
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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