ブレーメン1の人気ストリート、ベトヒャー通り

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レンガ造りのベトヒャー通りはまさに中世の世界。短い通りのなかに見どころがいっぱい

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自家焙煎コーヒーが飲めるカフェ

市庁舎が鎮座するマルクト広場の南からヴェーザー川を結ぶベトヒャー通りは、「秘密のメインストリート」と呼ばれるブレーメンで一番人気のストリート。この通りは、1920年代にコーヒー商人として成功したロゼリウスが、中世の街並みを再現しよう! と私財を投じ、一流建築家たちに依頼して造り上げたもの。個性あふれるレンガ造りの建物が並ぶ美しい小路は、まさに中世の世界です。わずか100mあまりの短い通りに、美術館や重要な建築物、おしゃれなショップやレストラン、アトリエなどがずらりと並ぶベトヒャー通りの見どころを、ここで一挙ご紹介しましょう。

マルクト広場の南西側にあるSchütting(商工会議所)の脇の小路を進むと見えてくる、金色のレリーフがはめ込まれた門がベトヒャー通りの入口。この門をくぐると、そこはもう中世の世界です。

職人さんたちが活躍する可愛い中庭

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泉の周りをブレーメンの音楽隊や7人の怠け者たちが囲む「職人の中庭」

ベトヒャーとは樽屋のことで、その昔、港とマルクトを結ぶこの通りには、食料を運搬したり保存するための樽を作る職人が集まっていたそうです。

現在はブティックやインテリアショップなどが並んでずいぶんお洒落な雰囲気ですが、ガラス細工やアクセサリーの工房などでは、昔ながらに職人さんたちが活躍している姿が見られることも。なかでも注目のスポットが、通りの中ほどにあるHandwerkerhof(職人の中庭)という中庭。飴作りの実演が見られる可愛いキャンディショップ「Bonbon Manufaktur」の前に泉があって、良く見ると水道管の上にブレーメンの音楽隊の姿が。

そして泉の周りには、ブレーメンに伝わる「7人の怠け者」たちのレリーフが。ある商人の7人の息子が揃って怠け者で、遠くまで水を汲みにいくのが嫌だったので町の真ん中に泉を作り、そのおかげで町の人々は重労働から解放された、という昔話。いかにも怠けています! と言いたげなダラ~んとした姿で横たわる7人がなんとも可笑しいです。

仕掛け時計や個性的な建築群もチェック!

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時間になると時計横の壁が動き出し、大洋横断者を描いた板絵がくるくると現れる仕掛け

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パウラ・モーダーゾーン=ベッカー美術館

ベトヒャー通り6~10番地にある個性的な建物は、建築家で画家でもあるベルンハルト・ヘトガー設計のロゼリウスの家と、ブレーメン出身の女流画家パウラ・モーダーゾーン=ベッカー美術館。ここは世界初の女性作家の美術館でもあります。

その隣の建物には、観光客からひときわ熱い視線を集める仕掛け時計の「グロッケンシュピール(Glockenspiel)」が。屋根と屋根の間に掛かる30個のマイセン磁器の鐘。12~18時の毎時おきの鐘の音に合わせて時計の横にある板絵が動き出し、コロンブスやリンドバーグなど大航海時代をテーマにした絵が回りながら現れます。

知る人ぞ知る名所 「天国の間」

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注目建築が集まるベトヒャー通りのなかでも重要な作品アトランティス。現在はイベントなどに使用されることも

ベトヒャー通りの終わりに近い2番地にある「ハウス・アトランティス(Haus Atlantis)」は、ベルンハルト・ヘトガー建築のなかでも最も重要な作品のひとつと言われる建物。らせん階段を上りきったところにあらわれる「天国の間」は、青と白のガラス天井が息をのむほどの美しさです。現在は隣接するホテル「Radisson Blu」所有のため見学する際は受付で確認を。

古くから貿易で栄えたこの界隈には、コーヒーや紅茶の専門店、カフェ、ブレーメンの地ビールが飲めるレストランなど美味しいお店がたくさんあるのも嬉しいところです。

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Böttcherstr.
アクセス:マルクト広場から南西へ徒歩1分
営業時間は施設・店舗により異なる
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