美しい大人のクーペが約70%OFFから狙える
気づけばこんなに値落ちしていて「おいしい!」という中古車をご紹介しているこの企画。今回はアウディA5(現行)をご紹介したいと思います。コーナーなどで曲がる先を照らしてくれるアダプティブヘッドライト、横滑り防止装置のEPSなども標準装備。現行型A4よりもホイールベースも全長も短いですが、そもそもA4は全長4.7m超と現行3シリーズセダンより約80mmも長いのです
合わせてスポーツグレードのS5、遅れてスポーツマインド全開のRS5も登場してきますが、A5の美しいスタイルを見て、やっぱりクーペは素敵だなと思ったものです。
ドアが左右に1枚ずつだけなんて、ミニバンのスライドドアに慣れた人からすれば不便極まりないわけですが「それがどうした!」と思わせるような美しさがあれば、まだまだ人は手に入れたいと思うのではないでしょうか。しかも新車時の半額以下でラクラク買えるとあっては。
原稿執筆時点での最安値は214.9万円。2008年式/4.7万km/修復歴なしの3.2FSIクワトロです。新車時価格は695万円ですから、半額以下どころか約70%オフです。
全長4625mmは現行3シリーズと同じ。トランクルームは455Lですから十分旅行の足として活用できます。オプションのS-lineは専用スポーツサスペンションや専用フロント&リアバンパーなどを備えます
GT-Rや86のようなスポ根クーペではありません。A5の約1カ月後に日本デビューした4ドアセダンA4とプラットフォームを共有する、車との時間を楽しむ大人のクーペです。
そもそもBMW3シリーズにもメルセデス・ベンツCクラスにもクーペがあるのに、A4だけなかったのは不思議な気がします。その後はA7やA5スポーツバック(クーペから派生した4ドアハッチバック……ってややこしい!)等々、一気に車種バリエーションを増やしたアウディ。それだけ企業体力が付いたということなんでしょうね。
閑話休題。確かにドアが4枚あって、A5より中古車価格も安いA4のほうがより幅広い人々に受け入れられるでしょう。しかし例え不便でも4人乗れるのは間違いありませんし、スポ根クーペよりは快適な乗り心地で装備も充実しています。
大人の美しいクーペも悪くないよな、と思われる方は次ページでその魅力をさらに見ていきましょう。