家事/家事の効率化

家事を段取り上手くこなすコツ!忙しくても賢く行う5つのルール

毎日の事だからこそ、家事は段取り良くやりたいですよね。ちょっとしたルールを自分で決めて、段取り上手になれば、驚くほどその効率はよくなります。時には人に頼りつつ、無理なく続けてみましょう。負担が軽くなって家事を好きになれるかもしれません。

江口 恵子

執筆者:江口 恵子

家事ガイド

忙しい中でどうすれば家事を段取り良く終わらせることができる?

家事を段取り上手くこなすコツ!忙しくても賢く行う5つのルール

毎日の家事を段取り良くこなす方法

「どうやって子育てしながら、事と家事を両立させているの?」「24時間どうやって使っているの?」この手の質問をされない日はありません。

フリーのスタイリストという仕事がら、日々違う場所で違うスタッフと様々な内容の仕事をしている。しかも、スタイリストの仕事以外にも、料理教室やケータリングなどの仕事も。はたから見ていると、私は常に忙しく飛び回ってる印象のようです。(確かに飛び回ってはいるのですが・笑)そして、家に帰ると4年生の長女を筆頭に3歳の次女まで3つ違いの3人の子供のママでもあるので、周りの人はみんな「どうやって、その仕事量をこなし、子育てもして家事も……?」と疑問に思うようです。

影武者がいるだとか、江口さんだけ1日48時間なのでは、なんてことを冗談交じりに言う人も沢山います。残念ながら、影武者も居なければ、皆さんと同じ1日は24時間です。でも、あまりにも同じ事を言われ、質問をされるので、ちょっとそのことについて考えてみました。
 
<目次>
 

客観視して見えてきた忙しい私なりの5つの家事ルール

まず、自分の1日の時間の使い方、1週間の時間の使い方、仕事の仕方、家事の仕方など。今までは、自分の事なので普通だと思ってやっていたことなのでが、ちょっとだけ私なりのルールがありました。
 
  1. 時間の無駄使いをしないように、行動する前に段取りを考えてから手を動かす
  2. 優先順位の高いものから手をつけ、それと一緒にやると効率が良い優先順位の低いものも一緒に片付けてしまう
  3. 自分ひとりで抱えない
  4. 早め早めに計画を立てて段取りする
  5. 便利なサービスを上手に取り入れる

1に関しては、やる事が多い時ほど手当り次第に手をつけてしまいがちなのですがスムーズに作業が進むように手をつける順番などを考えます。忙しいのでわざわざその時間を取ることはしませんが、歯磨きしながら朝の家事の段取りを考えたり、帰宅後の段取りは帰りの電車の中で考えます。お風呂に入っている時に翌日の段取りを考えたりもします。ちょっと考えてから行動すると、自然と料理は一番時間がかかるものから手を付けるし、二度手間にならないように掃除は高いところから始めるなどになります。

2の例としては、帰宅後慌てて今晩の夕飯を作りながら(優先順位高め)明日の朝食やお弁当のおかずも途中まで準備(優先準備低め)や、ストックが切れた調味料を買う時に(優先順位高め)一緒に配達してもらえる重い物(優先順位低め)を注文する。子供が散らかしたおもちゃや絵本を片付けながら(優先順位高め)そろそろ処分するものは無いかチェックして(優先順位低め)処分する。

3は、夫や子供に上手に家事を手伝ってもらうようにしています。子供たちには「はい、これお願いね~」「これは、○○ちゃんの担当ねっ!」と声をかけ、夫には「洗濯と掃除どっちが良い?」「ご飯つくるのと片付けるのどっちが良い?」と手伝ってもらうことが前提の会話にしちゃいます。

4は、ちょっと早めに考えて段取りをしていたら、お店に行くのが1回で済んだり、面倒な作業が1回で済んだりします。だから、なるべく早め早めに考えて行動するのはベターなタイミングで。

5は、まず、気軽にできる事として、食材は宅配を利用しています。生協や産地直送で注文したり、毎月必ず届いて欲しい物はそのように登録しています。仕事での買い物も最近はネットスーパーを利用して、重い物を運ぶ手間と時間をカットしているので、撮影が続いても、食材の調達に走り回ることもありません。

しかも、私が利用しているサミットのネットスーパーだと、2日前から注文ができるので、幾つかの案件の注文を配達日違いで注文しておけるので、ここでも時間をカット。2の優先順位の高い物と低い物とのセット、早めに考えて行動するにもつながる行動です。クリーニングのオフシーズンもののお預かりなんかもおススメです場所を取らないだけではなく、衣替えの時間も短縮できますよ。
 

家事代行サービスも一つの手

そうは言っても、私もこの頃はちょっとオーバーヒート気味。保育園や学童など、子供達の安全な居場所が確保されているだけで安心だった頃とはちょっと様子が違ってきていて、習い事の送り迎えや、宿題をみたり、一緒に何かを調べたりと、親の関わり方が今まで以上に深く長くなってきたので、ここのところ何だか時間に余裕が無い。そろそろまた、日々の「やり方」について検討しなくては、思っていたところ、ちょっと気になっていたサービスを仕事で体験できることになりました。

家事代行サービスです。実はずっと気になっていたサービスなのですが、お値段も安くはないし、そもそも家事自体は好きなので、わざわざお金を払ってまでは……とか。他人が家に入る、しかもどちらかと言えば、人にはあまり見せたくない状態の時に(散らかっている汚れている)と踏み切れずにいたのですが、体験してみて、結果的に自分の中で「これは上手にお願いした方が良いな」という結論になりました。

ただ単に、「時間が無いから家事代行サービスを頼もう」になると、イマイチその良さを実感できないまま終わってしまう可能性もあるように思うので、自分のライフスタイルと時間の流れをよくよく検討して、どこの部分にそのサービスを組み込むか、を決めてからの方が良いような気がしますが。「家事をやってもらう」と思うと後ろめたさや罪悪感を感じる方も少なくないかと思のですが、家事をやってもらって出来た時間を何にどうやって使うか、が重要なのだと思います。その時間をしっかりと仕事に当てるも良し、自分のメンテナンスに使うも良しです。

定期的に時々メンテナンス的に入ってもらうだけでも、普段の家事の負担は楽になるだろうし、比較的頻繁に入ってもらい、日々の家事の流れの中にガッツリ組み込んでしまうなら、それはそれで、仕事や子供の事により集中できますよね。

子供が居る居ない、仕事をしているしていない、に関わらず女性もとっても忙しい時代です。家事だってちょっとだけ賢く考えて、上手に時代の流れに乗って便利なものは使ってみて落ち着いて日々を過ごせる工夫をしてみるのをお勧めですよ。

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