家計簿・家計管理/家計管理の関連情報

消費増税VS所得アップ、どっちが強い!?

消費増税後支出について「支出を減らした」という回答が31%でしたが、逆に「変わらない」という答えが66%で約2/3の人が家計に影響を感じていないという結果でした。家計に影響を感じていない理由とは?

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

  • Comment Page Icon

消費税増税と同時に1割近い値上げも

4月から消費税が8%になり、身近な食品などの様々な商品やサービスが値上げをしましたが、単純に増税分の3%の値上げにとどまらず、中には1割近い値上げも珍しくありません。

増税分の3%以上に値上げをした販売側の言い分は「これまで据え置いてきた物価上昇分も含めて値上げをしました」や、「来年は消費税が10%になるので、何度も価格を上げなくて良いように今回一気に5%の値上げをしました」などです。

増税による家計の支出への影響は?

消費

増税に対して、所得向上と消費が負けなければ経済はもっと強くなる

家計の負担は増えましたが、日経新聞社などの世論調査によると、消費税率が8%に上がった後、家計支出に影響が出たか?という質問に対して、「支出を減らした」という回答が31%でしたが、逆に「変わらない」という答えが66%で約2/3の人が家計に影響を感じていないという結果でした。

影響を感じていない人が多い要因は何なのでしょうか?まずは4月以降の消費の動向を見てみます。

増税後の消費の動き

主な商品や業種の売れ行きなどを、様々なニュースや記事などから拾い上げてみました。

・白物家電(冷蔵庫や洗濯機など)

日本電機工業会の発表によると4月の白物家電出荷額が前の年の同じ月より5.3%増加の1533億円になったそうです。要因は3月までの受注の残りが多かったことと、高額な商品に根強い需要があることや、パソコンではWindowsXPのサポート終了に伴う買い換え需要が旺盛で、家電全般は5月も堅調な売れ行きで前年並みの売り上げが見込まれるようです。<日本経済新聞より>

・スーパーマーケット

日本チェーンストア協会が発表した4月の全国スーパーの売上高は、駆け込み需要などの反動で前の年の同月より5.4%下回りました。一方、5月は前年の同月とほぼ横ばいの水準まで回復しています。<産経ニュースより>

・外食産業

日本フードサービス協会によると、4月の外食売上高は前年同月に対して2.3%の増加でした。中でもファミレス全体では5.4%増加、ファーストフード店では0.9%の増加で、全体的に直前の3月の伸び率(1.7%)を上回り、増税の影響は感じられない様子です。<日本経済新聞より>

この他では自動車がトヨタで18%減少、ホンダが12%増加、レジャー関連では東京ディズニーランドなどが過去最高の入場者数となりました。<時事通信社>

物や業種によってまちまちな売り上げの動向となっていますが、総じて売れ行きに対する増税の影響は比較的に軽微で、5月は消費が回復基調にあるようです。

一方で家計の所得の動向がどのように動いているのか見てみます。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます