ドイツ南西部 シュヴァーベン地方の料理
ソースと具によって味はいろいろ、マウルタッシェン
チーズをからめたケーゼシュペッツレ
■ドイツ最高級のホワイトアスパラガス
シュヴァーベンの北部には、ドイツ最高級のホワイトアスパラガスの産地があります。シュヴェッツィンゲンという、ドイツの代表的な観光地ハイデルベルク近郊にある町です。シュヴェッツィンゲンは、17世紀にはホワイトアスパラガスの栽培が始まっていたという歴史ある名産地。ここで収穫されるホワイトアスパラガスは、形もまっすぐで美しく、味わいは濃厚と、グルメの間で評判です。
「シュヴァルツヴェルダーシンケン」は黒い森の生ハム ©Landmetzgerei Meinhard Riesle
シュヴァーベン地方西部に広がるシュヴァルツヴァルト(黒い森)では、「シュヴァルツヴェルダーシンケン」と呼ばれる生ハムも名物。「シンケン」とはハムの意味で、訳して黒い森のハム。塩漬けした豚モモ肉をハーブで味付けして、何週間もスモークして作られる生ハムです。