ドイツ南東部 ミュンヘンとバイエルン地方の料理

バイエルン名物シュヴァイネハクセ。付け合わせはクネーデル。

バイエルン名物シュヴァイネハクセ。付け合わせはクネーデル

シュヴァイネブラーテン©Bayerisches Staatsministerium für Ernährung, Landwirtschaft und Forsten - www.food-from-bavaria.de

シュヴァイネブラーテン©Bayerisches Staatsministerium für Ernährung, Landwirtschaft und Forsten - www.food-from-bavaria.de

ロマンチック街道やミュンヘンなど、人気の観光スポットが多いドイツ南東部バイエルン。バイエルンを代表するのは豚肉をローストした料理です。ドイツ観光の必須メニューと言われるのが「シュヴァイネハクセ」。ドイツ語で「シュヴァイン」は豚、「ハクセ」はスネ肉の意味で、骨付きのままの豚スネ肉を表面はカリッと、中はジューシーに焼き上げた一品です。続いて「シュヴァイネブラーテン」も人気のメニュー。「ブラーテン」はローストの意味で、豚肉のブロックを皮付きのままじっくりローストした、いわば焼き豚。ダークビールを使用したソースをつけて食べるあっさりした肉料理で、日本人にも親しみやすいと思いますよ。

次はバイエルン各地の名物を見てみましょう。

■バイエルン南部 ミュンヘンの名物

バイエルン南部の町ミュンヘン名物は「ヴァイスヴルスト」。「ヴァイス」はドイツ語で白、つまり白ソーセージのこと。19世紀生まれの白ソーセージは、仔牛と豚の肉に、玉ネギとパセリを混ぜ込んで作った、茹でて食べるソーセージです 。甘いマスタードをつけて、ブレーツェルという8の字型のパンとビールをセットで朝食として食べるのが伝統のスタイル。白ソーセージは傷みやすいので、冷蔵保存できなかった時代に、できたての白ソーセージを午前中に食べるという風習があったのがその由来です。

白ソーセージと並んで「レーバーケーゼ」も人気の一品。直訳するとレバーのチーズですが、レバーもチーズも入っていません。その正体は、合い挽肉とベーコンや玉ねぎを混ぜ合わせ、型に入れてオーブンで焼いたドイツのミートローフ。ケーキのようにスライスして食べます。「レーバーケーゼ」は南ドイツを中心に、ドイツで広く食べられる料理です。

■バイエルン北部 ニュルンベルクの名物
バイエルン北部の町ニュルンベルクの名物はふたつ。一つ目は「ニュルンベルガー」という長さ約8cmのドイツ最小のソーセージ。豚肉にマジョラム(ハーブ)を練り込んだ焼きソーセージで、レストランではザウアークラウトやポテトサラダが添えられます。二つ目は「レープクーヘン」というクリスマスの焼き菓子。大判の柔らかいクッキーといった外見で、ハチミツやシナモンなどの香辛料がたっぷりと使われています。

■アルゴイ地方はチーズの産地
バイエルン地方南西部に位置するアルゴイ地方は、ドイツアルプスに抱かれたチーズの産地。スイスの製法を受け継いだエンメンタールチーズと「ベルクケーゼ」(直訳すると山のチーズ)が有名。どちらも少しクセのある固いチーズですが、ドイツパンやビールによく合いますよ。