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'14 再演作品 花組『ベルサイユのばら』

時を経ても色褪せず今の観客にも支持される再演作品。2014年に上演される再演作品、花組『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』を、これまでの主な配役とともにご紹介します。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

花組 宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~

花組による今年2回目の中日劇場公演は『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』。

2006年星組『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』

(C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ

宝塚歌劇では様々なバージョンがある『ベルサイユのばら』ですが、池田理代子先生の原作は、フランス王妃・マリー・アントワネットの人生が軸に描かれています。
「主役を演じるのは男役トップスター」の宝塚歌劇で、マリー・アントワネットを主役にすることはできませんが、この「フェルゼンとマリー・アントワネット編」は、マリー・アントワネットと、その恋人・フェルゼンが中心。マリー・アントワネットの比重も大きく、原作に一番近いと言われるバージョンです。

タイトルに「フェルゼンとマリー・アントワネット編」と初めて明記されたのは1989年の星組公演。ですが、1974年、月組による初演をはじめ、マリー・アントワネットが断頭台で処刑されるまでが書かれたものは「フェルゼンとマリー・アントワネット編」(または「フェルゼン編」)と言えるでしょう。

今回、フェルゼンを演じるのは、花組トップスターに就任したばかりの明日海りお。この作品が、トップスターお披露目公演となります。
マリー・アントワネットを演じるのは、11月に退団が予定されている蘭乃はなです。

脚本・演出/植田 紳爾
演出/谷 正純

6月12日(木)~6月29日(日) 中日劇場

『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』主な配役

『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』歴代 主な配役

『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』歴代 主な配役

 


2014年宝塚歌劇公演スケジュール

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