学習を継続するために
いざ、「外国語をモノにしよう」と思っても、しばらく学んでいると伸び悩むときがきます。そんなとき、学習を中断しないためにオススメなのが以下の本です。・キクタン 中国語 関西大学中国語教材研究会 アルク (入門~)
英語でも有名な教材です。リズムにのって流れてくる中国語と日本語の単語を学びます。例文が非常に良く練られていますから、単語の使い方を例文とともに覚えましょう。伸び悩んでいるときは、単語を眺めて少しでも前に進みたいですね。
・Twitter|Facebookで今すぐ使える中国語・韓国語表現600 語研(初級~)ピンインつきでSNSで使える表現が満載。中国語や韓国語における顔文字の使い方や、Twitterでの特定ツイート検索方法など、お役立ちコラムが充実しています。日ごろ身の回りで起きていることを調べてSNSに投稿することで、より自分の表現の幅が広がるのではないでしょうか。上達するには、日常的に繰り返し使うことが重要です。
・爆発しないケータイをください、を中国語で言ってみよう 近兼拓史 宝島社(中級~)
本屋さんで見かけたら、自分の目を疑うような題名ですね。「こんな表現いつ使うんだろう」と思うような爆笑フレーズが満載です。しかし、フレーズの中に副詞が丁寧に盛り込まれているので、何度も繰り返し読めば中国語ネイティブの中国語に一歩近づくことができそうです。ピンインではなく、カタカナで読み方がふってあるので、読み方が分からない場合は必ずピンインを調べてください。
プロのエッセイに学ぶ
今では、本屋さんの語学コーナーで、英語の次に棚が充実している中国語。中国語の先生や通訳者の方が書かれたエッセイを読むことで、モチベーションが高まること請け合いです。・中国ビジネス通訳裏話 戸毛敏美 東方書店(初中級~)
長い間、日中間ビジネスにおいて通訳者として活躍されてきた著者によるエッセイ。ところどころに故事成語や慣用句が織り込まれていて楽しく読めます。巻末には索引もついていて、検索が容易です。
・外国語学習の科学 白井恭弘 岩波新書(全般)どのような学習者が外国語習得に成功するのか、効果的な学習方法は存在するのか、などなど、外国語を学ぶ人にとって興味深い内容が満載です。中国語だけではなく、さまざまな言語学習に応用の効く内容になっており、必読書と言えるでしょう。
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