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映画スターになったプロレスラー 前編(2ページ目)

4月6日(現地時間)米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催された『レッスルマニア30』でハルク・ホーガン、スティーブ・オースチン、ザ・ロックが揃い踏みしました。この3人は映画でも活躍していますが、パフォーマンスする舞台をリングからスクリーンに変えたプロレスラーは少なくありません。そこで、まずはこの3人から映画スターになったプロレスラーたちにスポットを当てていきましょう。

小佐野 景浩

執筆者:小佐野 景浩

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俳優として大成功を収めているザ・ロック

今やプロレスラーとしてよりも俳優としての方が知られていると言っても過言ではないのがザ・ロックことドゥエイン・ジョンソンです。97年から03年までWWEのスーパースターに君臨したザ・ロックは、人気絶頂期の01年5月に公開されて全世界で4億3000万ドルの興行収益を上げた『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』にスコーピオン・キング役で出演したことでアクション俳優としても注目を浴びました。

そして02年4月公開の『スコーピオン・キング』で主演を務めてから本格的に映画の世界にも進出。この『スコーピオン・キング』では初主演映画で最も高額な出演料だった俳優(6億6000万円)としてギネス世界記録にも登録されました。

俳優としての仕事が増えたザ・ロックは03年4月27日にマサチューセッツ州ウスターで開催されたビッグマッチ『バックラッシュ』出場が事実上のラストマッチとなり、以後はプロレスラーのザ・ロックとしてではなく、本名のドゥエイン・ジョンソンとして数々の映画に出演しています。

11年11月に7年半ぶりにリングに復帰して12年と13年の『レッスルマニア』にも出場しましたが、映画のエージェントとの契約上、怪我をするわけにはいかないため、プロレスにはゲスト的な登場しかできないのが現状です。

ちなみに昨年日本で公開されたドゥエイン・ジョンソン出演作品は『G.I.ジョー バック2リベンジ』『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』『オーバードライヴ』。

『オーバードライヴ』は5月2日にDVDとして発売されています。
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