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映画スターになったプロレスラー 前編(3ページ目)

4月6日(現地時間)米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催された『レッスルマニア30』でハルク・ホーガン、スティーブ・オースチン、ザ・ロックが揃い踏みしました。この3人は映画でも活躍していますが、パフォーマンスする舞台をリングからスクリーンに変えたプロレスラーは少なくありません。そこで、まずはこの3人から映画スターになったプロレスラーたちにスポットを当てていきましょう。

小佐野 景浩

執筆者:小佐野 景浩

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ストーンコールドもアクション俳優に!

ザ・ロックとある時は戦い、ある時はタッグを組み、権力にあの手この手で対抗するアンチヒーローとしてWWEのカリスマとなったストーンコールド・スティーブ・オースチンも今ではアクション俳優です。

ストーンコールドが演技に目覚めたのはCBSネットワークで放映されていた人気刑事アクション・ドラマの『刑事ナッシュ・ブリッジス』にジェイク・ケイジなる暴力的な刑事の役で出演したのがきっかけでした。当初はゲスト出演の扱いでセリフもあまりありませんでしたが、暴力的な刑事のキャラがハマって人気を博してレギュラーとなり、99年11月から00年10月に頸椎の手術で欠場していた間に計30話に出演しています。

03年にリングを降りて以後、05年5月に公開の『ロンゲストヤード』に出演したのを機に本格的に映画俳優に転身。07年4月にはWWEフィルムズ制作のバイオレンス・アクション映画『監獄島』で主演を務め、日本では09年12月公開されました。

さらに10年にはシルヴェスター・スタローン監督・主演のアクション大作『エクスペンタブルズ』でアーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ミッキー・ロークらと共演も果たしており、今後のさらなる活躍に期待したいところです。
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